「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会11日目。男子シングルス準決勝で、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードの…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会11日目。男子シングルス準決勝で、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦。ジョコビッチが第1セットを7-6(1)で先取した。

両者の過去の対戦成績はジョコビッチの26勝23敗。ジョコビッチは2年連続8度目の優勝を、フェデラーは2年ぶり7度目の優勝を目指す。トップ選手2人による50度目となる対戦で、どのような試合を見せてくれるのか、注目が集まる。

第1セットはフェデラーのサービスゲームから始まった。ジョコビッチは第1ゲームでいきなり15-40とチャンスを作る。しかし4度のデュースの末にキープされた。

第2ゲームでは15-40と逆にピンチとなる。フェデラーのドロップショットになんとか追いついてラインギリギリに返球したジョコビッチ。しかし、フェデラーのショットがジョコビッチの脇をすり抜け、こちらもラインギリギリにイン。1ブレークダウンとされた。

しかし、負けじとジョコビッチが第3ゲームでブレークバックに成功。序盤からトップ選手同士の激しい応酬に会場からは歓声が沸き起こった。

第4ゲームでもブレークポイントを握られたジョコビッチ。粘りを見せたが、またもブレークを喫してしまう。続く第5ゲームでジョコビッチはブレークチャンスをつかめず、追いつくことができない。

さらに第6ゲームでも0-40とされる。しかしここは好サーブと気迫のラリーでピンチを切り抜けた。

するとフェデラーのサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームで、ジョコビッチは0-40の大チャンスを作り、ラリーの末ブレークバックに成功。

そして第1セットはタイブレークへ。ジョコビッチは最初の3ポイントを連取するとリードを手放さず、このセットをものにした。

試合は3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのジョコビッチ

(Photo by Daniel Pockett/Getty Images)