30日の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会11日目。男子シングルス準決勝、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する。…

30日の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会11日目。男子シングルス準決勝、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する。試合は、日本時間17時30分以降に開始予定。

今回が通算50度目の対戦となる両者。過去対戦成績はジョコビッチの26勝23敗だ。

これまで数々の名勝負を繰り広げてきた両者。前年2019年「ウィンブルドン」決勝では、フェデラーが最終セットで2本のチャンピオンシップポイントを握るも、そこからジョコビッチが逆転で優勝をもぎ取る劇的な展開だった。

そして今大会。「全豪オープン」2連覇を目指すジョコビッチは、今大会2回戦以降はすべてストレートでの勝ち上がり。一方、同大会2年ぶり7回目の優勝を目指すフェデラーは、3回戦と準々決勝でフルセットを制しての勝ち上がり。なおフェデラーは今大会、太もものつけ根の痛みによりメディカルタイムアウトを取っており、その回復具合が懸念される。

ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによると、フェデラーは準々決勝後「僕は(フルセットを戦った3回戦後)あの試合から非常によく回復した。今日も完全に疲れ切ってはいないように感じるので、僕も期待しているよ。 しっかり回復できればと思っている」と話した。

一方ジョコビッチは、フェデラーとの対戦について「対戦する機会を得るたびに、お互いに大きな努力が必要となることを分かっているし、お互い勝つためには最高の試合をする必要がある」と話した。

数々の名勝負を繰り広げてきた両者が、50度目の試合でどのような戦いを見せるか注目が集まる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのジョコビッチ(左)とフェデラー(右)

(Getty Images)