30日の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会11日目。男子シングルス準決勝、女子シングルス準決勝、男子ダブルス準決勝、混合ダブルス準々決勝、車いす男子シングルス準決勝、車いす女…

30日の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会11日目。男子シングルス準決勝、女子シングルス準決勝、男子ダブルス準決勝、混合ダブルス準々決勝、車いす男子シングルス準決勝、車いす女子シングルス準決勝、車いす男子ダブルス準決勝、車いす女子ダブルス準決勝が行われる。

男子シングルス準決勝、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する。両者の過去対戦成績はジョコビッチの26勝23敗だ。

「全豪オープン」2連覇を目指すジョコビッチは、今大会2回戦以降はすべてストレートでの勝ち上がり。一方、同大会2年ぶり7回目の優勝を目指すフェデラーは、3回戦と準々決勝でフルセットを制しての勝ち上がり。なおフェデラーは今大会、太もものつけ根の痛みによりメディカルタイムアウトを取っており、その回復具合が懸念される。

両者が通算50度目の試合で、どのような戦いを見せるか。ジョコビッチとフェデラーの準決勝は、日本時間17時30分以降に開始予定。

女子シングルス準決勝の2試合は、第1シードの地元勢アシュリー・バーティ(オーストラリア)が第14シードのソフィア・ケニン(アメリカ)と、第4シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が世界32位のガルビネ・ムグルッサ(スペイン)とそれぞれ対戦する。

そして、車いすの部では日本勢の国枝慎吾(日本/ユニクロ)と上地結衣(日本/三井住友銀行)が、シングルス・ダブルスの両方を戦う。

同大会2年ぶり10度目のシングルス優勝を目指す国枝は、シングルス準決勝で22歳のアルフィー・ヒュウェット(イギリス)と対戦する。前年2019年の同大会準々決勝で対戦した際は、国枝が6-1、6-4で勝利した。前年は準決勝で敗退した35歳の国枝、2年ぶりの決勝進出はなるか。

2017年以来2度目の同大会シングルス優勝を目指す上地は、シングルス準決勝でクオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)と対戦する。

◇   ◇   ◇

【1月30日の注目ドロー】

◆「全豪オープン」

男子シングルス準決勝

[3]ロジャー・フェデラー(スイス)対 [2]ノバク・ジョコビッチ(セルビア)

女子シングルス準決勝

[1]アシュリー・バーティ(オーストラリア)対 [14]ソフィア・ケニン(アメリカ)

[4]シモナ・ハレプ(ルーマニア)対 ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)

車いす男子シングルス準決勝

[1]国枝慎吾(日本/ユニクロ)対 アルフィー・ヒュウェット(イギリス)

車いす女子シングルス準決勝

クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)対 [2]上地結衣(日本/三井住友銀行)

車いす男子ダブルス準決勝

グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)/国枝慎吾(日本/ユニクロ)対 [2]アルフィー・ヒュウェット(イギリス)/ゴードン・リード(イギリス)

車いす女子ダブルス準決勝

上地結衣(日本/三井住友銀行)/ジョーダン・ワイリー(イギリス)対 [2]サビーネ・エラルブロック(ドイツ)/クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのジョコビッチ(左)とフェデラー(右)

(Getty Images)