ロジャー・フェデラー(スイス)は、ATPランキング史上初の通算900週トップ10に在位した選手となった。フェデラーが最初にトップ10入りしたのは、「ATP1000 ハンブルク」決勝でマラト・サ…

ロジャー・フェデラー(スイス)は、ATPランキング史上初の通算900週トップ10に在位した選手となった。フェデラーが最初にトップ10入りしたのは、「ATP1000 ハンブルク」決勝でマラト・サフィン(ロシア)を破ってマスターズ1000大会で初優勝した2002年5月20日まで遡る。

そして2002年10月14日から2016年11月7日までは一度もトップ10から落ちることはなく、トップ10連続在位期間は734週にも及んだが、長年苦しんできた膝の故障が原因で記録は途絶えることになった。その14年と25日のうち、302週を世界1位で過ごした。

その後2017年1月30日、自身18個目のグランドスラムタイトルとなった「全豪オープン」優勝後にトップ10に復帰。2002年5月に初めてトップ10入りしてから、世界1位として通算310週、2位として218週、そして現在の3位として218週と記録的な数字を樹立。また、103個のタイトルのうち100個をトップ10として獲得している。

現在行われている「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)では、準々決勝でテニス・サングレン(アメリカ)に辛くも勝利。準決勝では、長年世界1位の座を争ってきたノバク・ジョコビッチ(セルビア)と、50回目の対戦を迎える。

(通算週は1月22日現在)

※写真は「全豪オープン」でのフェデラー

(Photo by Hannah Peters/Getty Images)

翻訳ニュース/ATPTour.com