ドジャースの前田健太投手が16日(日本時間17日)の敵地ダイヤモンドバックス戦で5回を3安打6奪三振1失点(自責1)に抑え、3-1の勝利に導いた。これで球団1年目ルーキーでは最多となる15勝目(9敗)を飾った。■球団歴代新人でもサトクリフの…
ドジャースの前田健太投手が16日(日本時間17日)の敵地ダイヤモンドバックス戦で5回を3安打6奪三振1失点(自責1)に抑え、3-1の勝利に導いた。これで球団1年目ルーキーでは最多となる15勝目(9敗)を飾った。
■球団歴代新人でもサトクリフの17勝に次ぐ2位の勝利数
ドジャースの前田健太投手が16日(日本時間17日)の敵地ダイヤモンドバックス戦で5回を3安打6奪三振1失点(自責1)に抑え、3-2の勝利に導いた。これで球団1年目ルーキーでは最多となる15勝目(9敗)を飾った。
昨季までドジャースに所属したグリンキーと今季2度目の投げ合い。9月5日の初対決では7回途中1失点と好投した前田に軍配が上がっていた。
この日も序盤からドジャースが主導権を握る。打線が初回からグリンキーを攻め、2点を先制。リードを受けた前田もその裏を3者凡退に抑え、上々の立ち上がりを見せた。
しかし2回、前田はピンチを迎える。1死から5番カスティーヨに中前打を浴びると、その後、際どい判定もありトマス、ドゥルーリーと連続四球で1死満塁に。続くハニガーの三ゴロの間に1点を失った。
それでも、3回は1死からオーイングス、ゴールドシュミット、ラムの上位打線を3者連続三振に仕留めると、4回には打線が1点を追加。その裏、前田は2死一、二塁と得点圏にランナーを背負ったが、グリンキーを遊ゴロに打ち取った。
中4日の登板だった前田は5回を3者凡退で終えたところで降板。この日は5回94球を投げ、5回3安打6奪三振3四球1失点で防御率3.24となった。
前田は5日のダイヤモンドバックス戦で14勝目を挙げ、石井一久氏らが持つ球団1年目新人の最多勝利に並んでいた。この日の白星で記録を更新。ドジャース新人投手としては、リック・サトクリフが新人の資格を保持していたメジャー3年目の1979年に17勝(10敗)を挙げたのが最多だが、球団の歴代新人投手の中でも前田の勝利数は2位に位置している。