29日の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会10日目。男子シングルス準々決勝で、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第5…

29日の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会10日目。男子シングルス準々決勝で、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第5シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が対戦する。試合は、日本時間17時30分以降に開始予定。

今回が14度目の激突となる両者、過去の対戦成績はナダルの9勝4敗だ。なお、ハードコートにおいては今回が2度目の対戦となり、前回の2018年「全米オープン」ではナダルがフルセット4時間49分もの大激闘の末に勝利した。

ATP公式サイトによると、その試合を僅差で敗れたティームは当時「テニスは時に残酷です」「永遠にこの試合を忘れることはできないでしょう」と悔しさを表した。ティームにとっては今回、その時のリベンジもかけた戦いとなる。

一方、2009年以来自身2度目の「全豪オープン」優勝を目指すナダル。今大会4回戦後に、ティームについて「彼は良いプレーをしています。(4回戦の)ガエル(・モンフィス)との対戦を観ました。とてもハイレベルなテニスをしています」と評した。

「僕たちはお互いをよく知っています。彼の努力、プレーの仕方、常にベストを尽くそうとするところ、僕は彼がとても好きです」「準々決勝でドミニクと戦えることを楽しみにしています」

「クレーキング」ことナダルと、次世代のクレーキングとも目されるティーム。過去に名勝負を繰り広げてきた二人が、2度目のハードコートでの対戦ではどのような戦いを見せるか。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報を無料で行う予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのナダル(左)とティーム(右)

(Getty Images)