男子テニスの国別対抗戦、デビスカップ・ワールドグループ・プレーオフ「日本対ウクライナ」(大阪・靭テニスセンター/9月16~18日/ハードコート)の第3試合のダブルスで、日本の錦織圭(日清食品/複818位T)/杉田祐一(三菱電機/複640…

 男子テニスの国別対抗戦、デビスカップ・ワールドグループ・プレーオフ「日本対ウクライナ」(大阪・靭テニスセンター/9月16~18日/ハードコート)の第3試合のダブルスで、日本の錦織圭(日清食品/複818位T)/杉田祐一(三菱電機/複640位)がウクライナのアルテム・スミルノフ(複1118位)/セルゲイ・スタコウスキー(複344位)を6-3 6-0 6-3で下して日本が3勝目を挙げ、ワールドグループ残留を決めた。試合時間は1時間38分。

 初日に行われたシングルスは、第1試合でダニエル太郎(エイブル/単88位)がスタコウスキー(単105位)を7-6(4) 7-6(2) 6-1で、第2試合は西岡良仁(ヨネックス/単96位)がイリヤ・マーチェンコ(単50位)を6-4 5-7 6-4 7-5で破り、2勝挙げた日本がワールドグループ残留に王手をかけていた。

 ウクライナはダブルスの試合開始前に、当初予定されていたダニロ・カレニチェンコ(複419位)に代えてスミルノフを起用。日本の錦織と杉田がダブルスを組むのは今回が初めてだった。

 日本はイギリス・バーミンガムで行われたワールドグループ1回戦(3月4~6日/室内ハードコート)で前年優勝国のイギリスに1勝3敗で敗退。昨年に続いて残留をかけたプレーオフを戦っていた。

 ウクライナはホームで行われたヨーロッパ・アフリカグループ1部の2回戦(ウクライナ・キエフ/7月15~17日/ハードコート)で、オーストリアを3勝2敗で倒してプレーオフ進出。4度目の挑戦で初のワールドグループ入りを目指していた。

 デ杯は3日間にわたって行われる1チーム4人の団体戦(男子国別対抗戦)。初日に「シングルス1、シングルス2」の2試合、2日目にダブルス1試合、最終日に「シングルス1同士」「シングルス2同士」の対戦(リバースシングルス)が行われる。全5試合のうち、先に3勝したチームが勝者となる。

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ワールドグループ・プレーオフ 日本 3-0 ウクライナ

9月16日(金)

第1試合 ○ダニエル太郎(エイブル/単88位)7-6(4) 7-6(2) 6-1 ●セルゲイ・スタコウスキー(単105位)

第2試合 ○西岡良仁(ヨネックス/単96位)6-4 5-7 6-4 7-5 ●イリヤ・マーチェンコ(単50位)

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9月17日(土)

第3試合 ○錦織圭(日清食品/複818位T)/杉田祐一(三菱電機/複640位)6-3 6-0 6-3 ●アルテム・スミルノフ(複1118位)/セルゲイ・スタコウスキー(複344位)

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9月18日(日)

第4試合 ダニエル太郎(エイブル/単88位)vs イリヤ・マーチェンコ(単50位)

第5試合 西岡良仁(ヨネックス/単96位)vs セルゲイ・スタコウスキー(単105位)

※文中の世界ランキングは9月12日付

(テニスマガジン/Tennis Magazine)