世界5位のドミニク・ティーム(オーストリア)が、チームに招聘したばかりのトーマス・ムスター(オーストリア)との関係を解消したと、Tennis World USAが報じている。ムスターは1995…

世界5位のドミニク・ティーム(オーストリア)が、チームに招聘したばかりのトーマス・ムスター(オーストリア)との関係を解消したと、Tennis World USAが報じている。

ムスターは1995年に「全仏オープン」で優勝。1996年2月には世界1位になったオーストリアのレジェンドだ。ティームも昨年の「ATP500 バルセロナ」で優勝した際のスピーチで「多くのトップ選手が参加しているこの大会で優勝できたことは、僕の中でとても大きな意味を持つ。ムスターに続いてオーストリア2人目のチャンピオンになれたことも、とても光栄に思う」と話していた。

ムスターは数週間前にティームのチームに加わり、現在開催中の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)にも帯同。2回戦まではボックス席にいたが、3回戦からは不在になっていた。

ティームはこのことについて記者会見で「これは仕事なんだ。僕らは個人的には上手くいっていて、最初からもし何かが間違っていたらお互い話すようにしていたんだ」と話した。

ティームは2019年2月にコーチとして招いた元世界9位のニコラス・マスー(チリ)と共に、引き続きグランドスラム初制覇を狙うことになる。

そのティームは男子シングルス準々決勝で第1シードのナダルと対戦する。試合開始は日本時間29日、17時30分を予定している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのティーム

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)