「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)女子シングルス3回戦で世界67位のココ・ガウフ(アメリカ)昨年優勝の今大会第3シードの大坂なおみ…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)女子シングルス3回戦で世界67位のココ・ガウフ(アメリカ)昨年優勝の今大会第3シードの大坂なおみ(日本/日清食品)を6-3、6-4でストレート勝利。

オンコートインタビューは下記の通り。

Q:ココ、きっとみんな、今夜のあなたの素晴らしいパフォーマンスを楽しんだと思います。今、15歳なんですよね。初めて「全豪オープン」のこのコート(ロッド・レーバー・アリーナ)でプレーしましたね。前回優勝者を破りましたが、一体どこから今日のパフォーマンスが出てきたと思いますか?

「ほんとに、自分でも分からないの。たぶん、観客の皆さんのおかげかな。正直言って“私の人生どうなってるの”って感じよ。だって去年、いえ、2年前はジュニアで初戦敗退だったんだから。なのに今、ここにいられるなんて本当に信じられない」

Q:最初のセットを勝ち取った後、ブレークしたけれどブレークバックされましたよね。相手もすごい選手なのに、どうやって自分の気持ちをリセットし、冷静さを保つことができたんですか?

「自分に“1ポイントずつ”って言い聞かせて精一杯やっただけ。このコートでは何が起こるか分からないから」

Q:オーストラリアの雰囲気は楽しめていますか?

「ええ、大好き!皆さん、本当にありがとう!私、今ロッド・レーバー・アリーナにいるんだ・・・信じられない!」

Q:ロッド・レーバーに会ったことはありますか?

「いえ、廊下で何回かすれ違ったことはあるんだけど、ちゃんと挨拶したことはないの。ちょっと緊張しちゃって。もし彼がこれを見ていたら、今度会えるかしら?って伝えたいな。Instagram用にセルフィー撮らなきゃ」

Q:きっと喜んで会ってくれると思いますよ。彼は素晴らしい人です。ココ、まだ学校に通っているんですって?オンライン・スクールに。どうやってこなしているんですか?宿題が出ていたりするのでしょうか?

「そうよ。でも、やるのはたぶん明日になるな。今日はもう寝たいから。先生たちは、こんな状況だから(笑)少し時間をくれていて、課題の提出を遅らせてもらってるの。だからなんとかなるかな」

Q:それは素敵な先生たちですね。さて、あなたは次の対戦相手を知りたい方ですか?それとも知らないほうが望ましい?

「うーん、ここまで来たらどっちでもいいかな」

Q:次はソフィア・ケニン(アメリカ)か、ジャン・シューアイ(中国)とプレーすることになりますが、そのいずれかと対戦することについてはどう思いますか?

「ケニンは同じアメリカ人なのでよく会うし、一緒の場所でトレーニングしたこともあるの。何年前か忘れちゃったけど。ジャンは素晴らしいショットを持つ強い選手。きっといい試合になると思うわ。彼女たちの試合は夜遅いので、私はたぶん寝ていると思うけど」

Q:あなたに睡眠を取らせてあげないとね。ロッド・レーバーも探して、一緒にセルフィーを撮ってもらいましょう。ココ、今夜は素晴らしい試合でした。おめでとうございます。皆さん、ココ・ガウフでした!

その後、ケニンと4回戦で対戦したガウフは7-6(7-5)、3-6、0-6でシングルス敗退となった。ダブルスではキャサリン・マクナリーとペアを組み、準々決勝まで駒を進めている。

(テニスデイリー編集部)

※2020年全豪OPでのガウフ

(Photo by TPN/Getty Images)