ナダル、ティームら全豪OPベスト8出揃う。青山／柴原、土居ペアは3回戦敗退

27日の「全豪オープン」（オーストラリア・メルボルン／1月20日～男子2月2日・女子1日／ハードコート）大会8日目。男子シングルス4回戦、女子シングルス4回戦、男子ダブルス3回戦・準々決勝、女子ダブルス3回戦、混合ダブルス2回戦が行われた。…

27日の「全豪オープン」（オーストラリア・メルボルン／1月20日～男子2月2日・女子1日／ハードコート）大会8日目。男子シングルス4回戦、女子シングルス4回戦、男子ダブルス3回戦・準々決勝、女子ダブルス3回戦、混合ダブルス2回戦が行われた。

男子シングルス4回戦。第1シードのラファエル・ナダル（スペイン）が、地元勢であり第23シードのニック・キリオス（オーストラリア）に6-3、3-6、7-6(6)、7-6(4)で勝利。12度目の同大会ベスト8進出を決めた。

これでキリオスとの対戦成績を5勝3敗、ハードコートでの対戦に限ると2勝2敗としたナダル。試合後のオンコートインタビューで「キリオスはとても良いプレーをしていたが、今日のようなポジティブな態度で彼がプレーするのなら、素晴らしい未来が待っているだろう。なんといっても才能のある選手だから」と対戦相手キリオスを称えた。

一方、第4シードのダニール・メドベージェフ（ロシア）は、第15シードのスタン・ワウリンカ（スイス）にフルセットの激闘の末敗れ、前年2019年と同じく4回戦敗退。

そのほか、第5シードのドミニク・ティーム（オーストリア）は第10シードのガエル・モンフィス（フランス）に、第7シードのアレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）は昨年11月からここまで15連勝中だった第17シードのアンドレイ・ルブレフ（ロシア）にそれぞれストレート勝利。ティームとズベレフはともに自身初の「全豪オープン」ベスト8進出を果たした。

なお、前日大会7日目には第2シードのノバク・ジョコビッチ（セルビア）、第3シードのロジャー・フェデラー（スイス）、第32シードのミロシュ・ラオニッチ（カナダ）、世界100位テニス・サングレン（アメリカ）がベスト8入りを決めている。

女子シングルス4回戦では、第4シードのシモナ・ハレプ（ルーマニア）が第16シードのエリース・メルテンス（ベルギー）に6-4、6-4で勝利。ハレプは今大会ここまでの4試合すべてストレート勝利で、4度目の同大会ベスト8進出を果たした。

そのほか、第28シードのアネット・コンタベイト（エストニア）、第30シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ（ロシア）、世界32位のガルビネ・ムグルッサ（スペイン）がそれぞれ勝利。

前日には、第1シードのアシュリー・バーティ（オーストラリア）、第7シードのペトラ・クビトバ（チェコ）、第14シードのソフィア・ケニン（アメリカ）、世界78位のオンス・ジャバー（チュニジア）が4回戦を勝ち上がっており、ベスト8が出揃った。

女子ダブルス3回戦では、第10シードの青山修子（日本／近藤乳業）／柴原瑛菜（日本／橋本総業ホールディングス）がココ・ガウフ（アメリカ）／キャサリン・マクナリー（アメリカ）に、土居美咲（日本／ミキハウス）／モニカ・ニクレスク（ルーマニア）は第7シードのチャン・ハオチン（台湾）／チャン・ラティーシャ（台湾）にそれぞれ敗れ、残念ながらベスト8進出はならなかった。

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【1月27日主な試合結果】

◆「全豪オープン」

男子シングルス4回戦

〇[1]ラファエル・ナダル（スペイン）6-3、3-6、7-6(6)、7-6(4) ●[23]ニック・キリオス（オーストラリア）

〇[15]スタン・ワウリンカ（スイス）6-2、2-6、4-6、7-6(2)、6-2 ●[4]ダニール・メドベージェフ（ロシア）

〇[5]ドミニク・ティーム（オーストリア）6-2、6-4、6-4 ●[10]ガエル・モンフィス（フランス）

〇[7]アレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）6-4、6-4、6-4 ●[17]アンドレイ・ルブレフ（ロシア）

女子シングルス4回戦

〇[4]シモナ・ハレプ（ルーマニア）6-4、6-4 ●[16]エリース・メルテンス（ベルギー）

〇ガルビネ・ムグルッサ（スペイン）6-3、6-3 ●[9]キキ・バーテンズ（オランダ）

〇[30]アナスタシア・パブリウチェンコワ（ロシア）6(5)-7、7-6(4)、6-2 ●[17]アンジェリック・ケルバー（ドイツ）