「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会8日目。男子シングルス4回戦で、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が、第23シードの…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会8日目。男子シングルス4回戦で、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が、第23シードのニック・キリオス(オーストラリア)と対戦。ナダルが6-3、3-6、7-6(6)、7‐6(4)で勝利し、同大会12度目のベスト8進出を果たした。

セットカウント2-1で迎えた第4セットはキリオスのサービスゲームから始まった。このセットも先にチャンスをつかんだのはナダル。第3ゲームで0-40とすると、キリオスのダブルフォルトによって1ブレークアップとした。

ブレーク直後の第4ゲームをラブゲームでキープしたナダル。徐々に精細を欠いてきたキリオスとは対照的に調子を上げ、第6ゲームもラブゲームでキープした。

そのままキープを続け、第10ゲームがナダルのサービング・フォー・ザ・マッチ。しかしナダルは15‐40のピンチとなり、しのぎ切れずゲームカウント5‐5に追いつかれる。

そして第3セットに続き、第4セットもタイブレークへ。ナダルは先にミニブレークに成功するが、すぐに返される。それでも最後は取り切り、ナダルが勝利を手にした。

勝利したナダルは準々決勝で第5シードのドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦する。また準決勝では第7シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、決勝では第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する可能性がある。

またこの試合の入場時、キリオスはヘリコプター墜落事故により41歳の若さで亡くなったコービー・ブライアントを偲び、永久欠番「8」のユニフォームを着てコートへ入っていた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのナダル

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)