27日の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会8日目。男子シングルス4回戦、女子シングルス4回戦、男子ダブルス3回戦・準々決勝、女…

27日の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会8日目。男子シングルス4回戦、女子シングルス4回戦、男子ダブルス3回戦・準々決勝、女子ダブルス3回戦、混合ダブルス2回戦が行われる。

男子シングルス4回戦。第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が、地元勢であり第23シードのニック・キリオス(オーストラリア)と対戦する。

ナダルは今大会ここまで、1セットも落とさずに勝ち上がってきた。一方のキリオスは3回戦で、第16シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)とのフルセット4時間26分にも及ぶ大接戦を制して勝ち上がってきた。

また、この二人といえば、今大会2回戦でタイムバイオレーションを取られたキリオスが、ナダルのサーブ前のルーティーンをモノマネしたことも話題に。皮肉を込めた主審への抗議だったと思われるが、米経済誌のForbesによると、これに対しナダルは「僕は本当に気にしていない」「(モノマネは)面白かった?なら良いんだ」と大人な回答をしている。

そんな両者の過去対戦成績は、ナダルの4勝3敗。しかし、ハードコートでの対戦に限ると1勝2敗と負け越しており、今回キリオスは地元の大声援を受けることもありナダルにとって難敵となりそうだ。ナダル対キリオスの4回戦は、日本時間17時以降に開始予定。

このほか、第4シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)は第15シードのスタン・ワウリンカ(スイス)と、第5シードのドミニク・ティーム(オーストリア)は第10シードのガエル・モンフィス(フランス)と、第7シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は第17シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)とそれぞれ対戦する。

また、女子シングルスは第4シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)、第9シードのキキ・バーテンズ(オランダ)らがそれぞれ4回戦を戦う。

そして女子ダブルス3回戦には、日本勢2組が登場。

第10シードの青山修子(日本/近藤乳業)/柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)はココ・ガウフ(アメリカ)/キャサリン・マクナリー(アメリカ)と、土居美咲(日本/ミキハウス)/モニカ・ニクレスク(ルーマニア)は第7シードのチャン・ハオチン(台湾)/チャン・ラティーシャ(台湾)とそれぞれ対戦する。

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【1月27日の注目ドロー】

◆「全豪オープン」

男子シングルス4回戦

[1]ラファエル・ナダル(スペイン)対 [23]ニック・キリオス(オーストラリア)

[4]ダニール・メドベージェフ(ロシア)対 [15]スタン・ワウリンカ(スイス)

[10]ガエル・モンフィス(フランス)対 [5]ドミニク・ティーム(オーストリア)

[17]アンドレイ・ルブレフ(ロシア)対 [7]アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)

女子シングルス4回戦

[16]エリース・メルテンス(ベルギー)対 [4]シモナ・ハレプ(ルーマニア)

ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)対 [9]キキ・バーテンズ(オランダ)

[17]アンジェリック・ケルバー(ドイツ)対 [30]アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)

[28]アネット・コンタベイト(エストニア)対 イガ・シフィオンテク(ポーランド)

女子ダブルス3回戦

[7]チャン・ハオチン(台湾)/チャン・ラティーシャ(台湾)対 土居美咲(日本/ミキハウス)/モニカ・ニクレスク(ルーマニア)

ココ・ガウフ(アメリカ)/キャサリン・マクナリー(アメリカ)対 [10]青山修子(日本/近藤乳業)/柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのナダル

(Photo by Wayne Taylor/Getty Images)