「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)女子シングルス3回戦で敗れ、同大会2連覇はならなかった大坂なおみ(日本/日清食品)。WTA(女子…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)女子シングルス3回戦で敗れ、同大会2連覇はならなかった大坂なおみ(日本/日清食品)。WTA(女子テニス協会)公式サイトによると、試合後の記者会見で「何をやっても駄目な悪い日でした」と振り返った。

大坂は世界67位の15歳ココ・ガウフ(アメリカ)を相手に、第1セット終盤からミスを連発。第2セットは先にブレークを喫した直後に一度追いついたが、その後もストロークが安定せず1時間7分で敗れた。

大坂は「彼女(ガウフ)のことは大好きです。でも彼女に負けた時のこの感覚は好きではありません」と話した。

「誰しもが15歳の相手には負けたくないものです。しかし、私にとってはたぶん現実を知る機会なんだと思います。対戦相手の年齢は関係ありません。当然、彼女はここにいるべき人です。彼女は自分の試合をしていました。とにかく、私はもっと頑張らなくてはなりません」

そして大坂は、自身のメンタルについても言及した。

「私はまだチャンピオンのメンタリティを持っていません」「100%のプレーでない時でも、何とかできる選手はいますよね。私はいつもそのようになりたいと思っていますが、たぶんまだ長い道のりがあると思います」

大きな悔しさや落胆を覗かせる大坂。しかし今回は残念な結果となったが、この経験をバネに今後も活躍することが期待される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での大坂なおみ

(Photo by Kelly Defina/Getty Images)