世界5位のエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が、「たぶん人生で最高のショット」だと、自身が放ったあるミラクルショットの動画を投稿し話題となっている。それは「全豪オープン」(オーストラリア・メル…

世界5位のエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が、「たぶん人生で最高のショット」だと、自身が放ったあるミラクルショットの動画を投稿し話題となっている。

それは「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)女子シングルス2回戦のローレン・デービス(アメリカ)との対戦でのこと。

第2セットのタイブレークという緊張感が高まる場面でミラクルショットは生まれた。

スビトリーナは浅く返ってきたボールを叩き、そのままネットに出る。一度は正面に返ってきたボールをボレーで返すが、横を抜かれそうになる。そこを飛びついてギリギリラケットに当てると、ボールは相手コートでバウンドした後、なんとネットを越えて自分のコートに戻ってきた。

どうやら飛びついた際にラケットにクリーンヒットせず、強烈なバックスピンがかかっていたようだった。

このミラクルショットの動画には、ファンから「アメージング!」「トリッキーだ!」「最終戦でのスライスの方が良かったよ」といったリプライが寄せられている。

ちなみにこのスライスとは、スビトリーナが昨年の「WTAファイナルズ・深セン」で見せたもの。ロングラリーの末に打ったフォアハンドスライスは、信じられないほど曲がり、WTA(女子テニス協会)の月間ベストショットにも選ばれていた。

この試合、スビトリーナはストレートでデービスに勝利。3回戦では、世界32位のガルビネ・ムグルッサ(スペイン)と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのスビトリーナ

(Photo by Mark Kolbe/Getty Images)