コートチェンジのたびに、ラファエル・ナダル(スペイン)がいつもペットボトルを「外科手術並みに」こだわって配置する理由に強い関心を持つ人々もいるようだ。Tennis World USAが伝えてい…

コートチェンジのたびに、ラファエル・ナダル(スペイン)がいつもペットボトルを「外科手術並みに」こだわって配置する理由に強い関心を持つ人々もいるようだ。Tennis World USAが伝えている。

ナダルのボトルに対するこだわりはあまりに有名なので、試合中にボールボーイがナダルの倒れたボトルを直しに行ったこともあるほどだ。インタビューで、コートチェンジごとに必ず慎重かつ「外科手術のように」繊細にペットボトルを並べる理由について聞かれたナダルは、次のように答えた。「もしボトルをきっちりと並べなければ、休憩中に試合以外のことを考えてしまうことになる。こうして毎回同じようにすることで、試合と、この先の展開だけに集中することができるんだ」

さらに、キャリアを通してトップレベルでい続け、2019年はさらに素晴らしい年にした秘訣については、「秘訣なんてないさ。大事なのは情熱、テニスを愛すること、困難な時でも前向きに考えること。実際、僕は選手として難しい状況に陥ったこともあった。でもなんとか乗り越えてきたんだ。僕のプレースタイルでは長く活躍することはできないだろうと多くの人が言ったけど、それでも僕は今こうしている。これは嬉しいことだ。自分自身でも驚いているけれどね」

2020年最初のグランドスラム大会である「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)の1回戦でナダルはウーゴ・ デリエン(ボリビア)に圧勝。2回戦ではフェデリコ・デルボニスを下し、3回戦で第27シードのパブロ・カレーニョ ブスタと対戦予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「全豪オープン」でのナダル

(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)