男子テニスの国別対抗戦、デビスカップ・ワールドグループ・プレーオフ「日本対ウクライナ」(大阪・靭テニスセンター/9月16~18日/ハードコート)の第2試合は日本の西岡良仁(ヨネックス/単96位)がウクライナのエースのイリヤ・マーチェンコ…

 男子テニスの国別対抗戦、デビスカップ・ワールドグループ・プレーオフ「日本対ウクライナ」(大阪・靭テニスセンター/9月16~18日/ハードコート)の第2試合は日本の西岡良仁(ヨネックス/単96位)がウクライナのエースのイリヤ・マーチェンコ(単50位)と対戦。第1セットを4-6で落としたマーチェンコが第2セットを7-5で奪い、セットカウントは1-1となった。

 西岡とマーチェンコは2月にメンフィス(ATP250/室内ハードコート)の2回戦で初対戦しており、西岡が6-1 6-3で勝っている。

 今シーズンの西岡は、全豪オープン、ウィンブルドン、全米オープンで本戦出場も初戦敗退。ATPツアーでは8月にアトランタ(ATP250/ハードコート)で初の4強入りを果たしている。西岡がデ杯のシングルスに出場するのは、今回が初となる。

 29歳のマーチェンコは全米オープンでグランドスラム自己最高のベスト16進出を果たし、世界ランク自己最高の50位で今大会を迎えている。

 オープニングマッチはダニエル太郎(エイブル/単87位)がセルゲイ・スタコウスキー(単105位)を7-6(4) 7-6(2) 6-1で破り、日本が先勝している。

 日本はイギリス・バーミンガムで行われたワールドグループ1回戦(3月4~6日/室内ハードコート)で前年優勝国のイギリスに1勝3敗で敗退。昨年に続いて残留をかけたプレーオフを戦っている。

 ウクライナはホームで行われたヨーロッパ・アフリカグループ1部の2回戦(ウクライナ・キエフ/7月15~17日/ハードコート)で、オーストリアを3勝2敗で倒してプレーオフ進出。4度目の挑戦で初のワールドグループ入りを目指している。

 デ杯は3日間にわたって行われる1チーム4人の団体戦(男子国別対抗戦)。初日に「シングルス1、シングルス2」の2試合、2日目にダブルス1試合、最終日に「シングルス1同士」「シングルス2同士」の対戦(リバースシングルス)が行われる。全5試合のうち、先に3勝したチームが勝者となる。

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ワールドグループ・プレーオフ 日本 1-0 ウクライナ

9月16日(金)

第1試合 ○ダニエル太郎(エイブル/単88位)7-6(4) 7-6(2) 6-1 ●セルゲイ・スタコウスキー(単105位)

第2試合 西岡良仁(ヨネックス/単96位)vs イリヤ・マーチェンコ(単50位)

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9月17日(土)

第3試合 錦織圭(日清食品/複818位T)/杉田祐一(三菱電機/複640位)vs ダニロ・カレニチェンコ(複419位)/セルゲイ・スタコウスキー(複344位)

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9月18日(日)

第4試合 ダニエル太郎(エイブル/単88位)vs イリヤ・マーチェンコ(単50位)

第5試合 西岡良仁(ヨネックス/単96位)vs アルテム・スミルノフ(単321位)

※文中の世界ランキングは9月12日付

(テニスマガジン/Tennis Magazine)