「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会5日目。女子シングルス3回戦で大坂なおみ(日本/日清食品)が世界67位のココ・ガウフ(アメリ…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会5日目。女子シングルス3回戦で大坂なおみ(日本/日清食品)が世界67位のココ・ガウフ(アメリカ)と対戦。大坂が3-6、4-6で敗れ、3回戦敗退となった。

第2セットは大坂のサービスゲームから。終盤にミスが多発し、3-6で第1セットを落とした大坂は、まだ切り替えられていないのか、第1ゲームでブレークを喫してしまった。

大坂は第2ゲームでデュースの末にブレークポイントを握ると、落ち着いてブレークバックに成功。続く第3ゲームをラブゲームでキープし、調子を取り戻す。

その後、お互いにサービスゲームをキープし合う。そして迎えた第7ゲームで大坂が0-40と窮地に立たされた。1本はしのいだが、続くプレーで大坂のショットがネットにかかり、1ブレークダウンとされてしまった。

追いつきたい大坂だが、第8ゲームをラブゲームでキープされ、ゲームカウント3-5と後が無くなってしまう。

そしてガウフのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲーム。大坂はブレークバックはならず、2連覇の夢はついえた。

両者は昨年の「全米オープン」で初対戦。そのときは大坂が6-3、6-0で勝利し、試合後に大坂がガウフをインタビューに誘ったことも話題となった。しかし10月の「リンツ・オープン」で15歳にしてツアーシングルス初優勝を果たし、勢いのあるガウフに今回はリベンジを許してしまう形となった。

勝利したガウフは、第14シードのソフィア・ケニン(アメリカ)とジャン・シューアイ(中国)の勝者と、4回戦で対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での大坂なおみ

(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)