24歳のニック・キリオス(オーストラリア)と18歳のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)はいい関係を築いており、最近では交際しているのではないかという噂も飛び出している。だがアニシモワは昨年の夏、…

24歳のニック・キリオス(オーストラリア)と18歳のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)はいい関係を築いており、最近では交際しているのではないかという噂も飛び出している。だがアニシモワは昨年の夏、「全米オープン」の直前に最愛の父が急死し、彼女のまだ若い人生の中で極めて複雑な時期を過ごしている。

そして「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)では1回戦でザリナ・ディアス(カザフスタン)と対戦したが、3-6、6-4、3-6で敗れてしまった。その試合後のインタビューで、記者が彼女に無神経な質問をしたことにキリオスが激怒したと、テニス関連ニュースサイトTENNIS TONICが伝えている。

アニシモワの父の死は、まだ十代の彼女が選手としてこれからまさに開花しようという、とても重要な時期に起こった。このように近しい人を失ったことで生まれる大きな苦痛は、どう考えてもテニスへの集中を削ぐものだ。残念ながらアニシモワは今年の「全豪オープン」での最初の関門でつまずいた。

試合後の記者会見で、父の死にいまだ動揺しているのかと尋ねた無神経な記者がいた。アニシモワはひどく気分を害した様子で「試合が終わってこんなにすぐに、どうしてもこの話をしなければいけない?」と返答し、そのまま泣き出してしまった。

これについて、キリオスは「本当に腹立たしい。思いやりを持てよ。こんなのフェアじゃない。アマンダ、元気を出して」とTwitterでコメントした。

キリオスは「全豪オープン」1回戦でロレンツォ・ソネゴ(イタリア)に6-2、7-6(3)、7-6(1)でストレート勝利。2回戦ではジル・ シモン(フランス)との対戦を控えている。

(テニスデイリー編集部)

※写真はキリオス(左)とアニシモワ(右)

(@Getty Images)