写真=Getty Images

一人ひとり違うメロディとハーモニーを披露

1月の第3月曜日はマーティン・ルーサー・キング牧師の日だ。

この日のホームゲームを開催をすることは、ホークスにとって大きな意味がある。キング牧師はアトランタ出身。ホークスはチームスローガンである『True To Atlanta』(アトランタに忠実に)の言葉通り、キング牧師と彼の残した遺産に敬意を払っているのだ。

聖歌隊による選手紹介のアイデアは5年前に考案されたもの。ホークスのエンターテイメントディレクター、ドニ・フレーザーは、アトランタ、キング牧師、バスケットボールの共通点を考えたときに、聖歌隊が最も相応しいと考えた。シーズンに数回、聖歌隊を登場させようとの声もあったが、特別な日の特別なイベントとして年に一度にした。

コート上でアナウンサーがスターターの選手の名前がコールすると、聖歌隊が一人ひとり違うメロディとハーモニーを付けて名前を次々と歌い上げる。聖歌隊は、1回1時間半から2時間かかるリハーサルを何度も行い本番に備えてきた。当日も試合の2時間以上前にコートの上でリハーサルを行った。ヘッドコーチのロイド・ピアースの名前をどう歌うか最後まで悩んでいたが、結局は聖歌隊全員で歌うことにした。

昨年に引き続き選手紹介を担当したのはアトランタ市内にあるドリームセンター教会の聖歌隊『コンテイジャス』だ。教会の主教ウィリアム・マーフィー牧師はデトロイト出身だが、幼い頃からホークスのレジェンドであるドミニク・ウィルキンスのファンだったという。マーフィー牧師はアトランタに移住し教会を設立、自分の教会の聖歌隊がホークスの試合で歌うことになるとは想像もしていなかった。

マーフィーはホークスがコミュニティに貢献していることに牧師として共感を抱いている。

「ここに来ることができて光栄です。我々はこれからもコミュニティとの繋がりを大切にしていきたい。トラブルや悲劇が怒った時だけでなく、仲間と楽しい時間を過ごしたいと思います」