ソフトバンクは15日にヤフオクドームで投手練習を行った。先発陣主体のトレーニングにはバンデンハークも合流。和田毅や武田翔太らと汗を流すとともに、ブルペンで46球を投げ込んだ。■18日に先発予定、長期離脱の間にチームは苦戦で「見るのは少しつら…
ソフトバンクは15日にヤフオクドームで投手練習を行った。先発陣主体のトレーニングにはバンデンハークも合流。和田毅や武田翔太らと汗を流すとともに、ブルペンで46球を投げ込んだ。
■18日に先発予定、長期離脱の間にチームは苦戦で「見るのは少しつらかった」
ソフトバンクは15日にヤフオクドームで投手練習を行った。先発陣主体のトレーニングにはバンデンハークも合流。和田毅や武田翔太らと汗を流すとともに、ブルペンで46球を投げ込んだ。バンデンハークは、18日のオリックス戦(ヤフオクドーム)で先発予定。1軍での登板は5月31日の中日戦以来となる。
「ブルペンでの感触は良かった。ここ何試合か2軍で投げたが、球はいい感じ。100%の状態かどうかはわからないが、自分としては100%に近いと思っている。(離脱する)前に1軍にいた頃よりはいい状態だよ」
日本ハムとの直接対決を前に、取りこぼしが許されないオリックスとの3連戦。予想外の長期離脱となった助っ人右腕にかかる期待は大きいが、その点はバンデンハーク自身もしっかりと自覚している。
「ケガをするのは一番やってはいけないことだし、自分がそうなってチームが苦戦しているのを見るのは少しつらかった。でも、過去を見てもしょうがないので、これから何ができるのかを考えていきたい。(18日の登板について)これまでどおり自分のピッチングをするだけ。久しぶりの1軍でうれしいし、楽しんで投げたい。しっかりと試合を作って、チームの勝利に貢献したいね」
優勝争いはもちろんのこと、その先のクライマックスシリーズを考えても、バンデンハークの復帰はチームにとって大きなプラスとなる。まずは3か月半ぶりとなる1軍のマウンドでしっかりと結果を残したい。
藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura