「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)女子シングルスで同大会3年連続の3回戦進出を果たした、第3シードの大坂なおみ(日本/日清食品)。次戦3回戦の相手は、世界67位のココ・ガウフ(ア…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)女子シングルスで同大会3年連続の3回戦進出を果たした、第3シードの大坂なおみ(日本/日清食品)。次戦3回戦の相手は、世界67位のココ・ガウフ(アメリカ)に決まった。

ガウフは今大会、1回戦で世界55位のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)、2回戦で世界74位のソラナ・シルステア(ルーマニア)を破っての勝ち上がり。

前年2019年、一気に注目を浴びた15歳のガウフ。2019年「ウィンブルドン」で、同大会オープン化以降史上最年少となる15歳122日で予選突破すると、本戦でもベスト16進出の躍進を見せた。その後の「全米オープン」では3回戦まで進出、そして10月の「リンツ・オープン」で15歳にしてツアーシングルス初優勝を果たした。

そんなガウフと大坂は、前年2019年の「全米オープン」3回戦で初対戦。その時は大坂が6-3、6-0で圧勝した。

またその試合は、決着がついたあと大坂がガウフを誘って共にオンコートインタビューを受けたこと(通常は勝者のみが受ける)も大きな話題に。ガウフは涙ながらに大坂への感謝を語り、ロジャー・フェデラー(スイス)も自身の記者会見で「素敵な瞬間だった」と賛辞を送った。

今回、それ以来の再戦が決まった大坂。WTA(女子テニス協会)公式サイトによると、2回戦をガウフよりも先に勝利していた大坂は次戦について「私は今何を考えるべきか本当にわかりません。なぜなら彼女らがプレーするのを見なければならないからです。実際、(1回戦で)ビーナスがココと対戦するのを見ていました」と話した。

対するガウフは、2回戦後に「今回はあまり緊張しないと思います」「全米オープンは緊張していたと思います」と話した。その上で「彼女(大坂)は本当にアグレッシブなプレーをしています。今度は私がもっとアグレッシブになります」と真っ向勝負の意気込みを見せた。

大坂がガウフとの再戦で、どのような戦いを見せるか。注目が集まる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での大坂なおみ

(Photo by Fred Lee/Getty Images)