「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会3日目、男子シングルス2回戦で、世界71位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が第30シードのダニ…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会3日目、男子シングルス2回戦で、世界71位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が第30シードのダニエル・エバンズを6-4、6-3、6-4で破り、自身初となるグランドスラム3回戦進出を果たした。その西岡が試合後にオンコートインタビューに答えた。

自身初となるグランドスラム3回戦進出について西岡は「ここ(2回戦)を乗り越えるというのが2020年の目標の1つで、それをクリアできたのは嬉しいですし、初の3回戦、本当に興奮しています」と喜びを語った。

今日は非常に風が強く、コートにも落ち葉が舞い込むような状況での試合となっていた。そのことについて西岡は「自分からミスをしないということを意識しました。風が強いので、いかに相手に気持ちよく打たせないか。相手のハードヒットしにくいボールを打って、相手を崩していくというのも頑張ってやっていました」と、十分な作戦をもって試合に臨んだと語った。

実際、この試合の西岡のアンフォーストエラーは19本だったのに対し、相手は39本と、2倍のミスを引き出した。

また「こういうコンディションの中でのテニスだったので、お互い難しかったとは思いますが、その中でも良いプレーができたかなと思います」と振り返った。

西岡は、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と3回戦で対戦する。ジョコビッチは2回戦で伊藤竜馬(日本/北日本物産)を破っての勝ち上がり。

また女子シングルス2回戦では、大坂なおみ(日本/日清食品)がジェン・サイサイ(中国)に6-2、6-4で勝利。3回戦では15歳の天才少女ココ・ガウフ(アメリカ)と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での西岡良仁

(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)