オーストラリア・メルボルンにあるレストラン「Stalactites」(「鍾乳石」の意味)は、限定発売する「チチパス・スブラキ」の売上を、甚大な被害をもたらしている森林火災の被災者に寄付すると発…

オーストラリア・メルボルンにあるレストラン「Stalactites」(「鍾乳石」の意味)は、限定発売する「チチパス・スブラキ」の売上を、甚大な被害をもたらしている森林火災の被災者に寄付すると発表した。ウェブメディアのGreek Reporterが伝えている。

「チチパス・スブラキ」は、ラップサンドイッチのようなギリシャの代表的料理「スブラキ」を、ギリシャの若手スター選手ステファノス・チチパス(ギリシャ)にちなんで名付けたメニューだ。

このメニューは、もともと昨年発案され提供されたものだったが、今年もう一度販売されることになった。この商品を注文した人は誰でも、世界を震撼させている悲劇的なオーストラリアの大火災によって被害を受けた人々の苦痛を和らげる活動を支援することになる。

レストランのオーナーは、チチパスに連絡し、この被災者を支えるための取り組みの詳細について話し合った。チチパスがゴーサインを出したことを受け、同レストランはこの特製料理を再び販売することを決めた。

昨年、このメニューを初めて販売した際は、短期間で1万6000オーストラリアドル(約121万円)以上の売上を記録したが、これは簡単に達成できる額ではない。今回は被災者支援という目的があるため、昨年の実績に匹敵するか、それを上回る売上達成を目指している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」初日でのチチパス

(Photo by Daniel Pockett/Getty Images)