文=丸山素行 写真=B.LEAGUE予選で満点を出すもファイナルでまさかのミスBリーグオールスター、スキルズチャレンジに続きダンクコンテストが行われた。出場者は以下の4人。マーキース・カミングス(レバンガ北海道)2年連続2回目シェーファー・…

文=丸山素行 写真=B.LEAGUE

予選で満点を出すもファイナルでまさかのミス

Bリーグオールスター、スキルズチャレンジに続きダンクコンテストが行われた。

出場者は以下の4人。

マーキース・カミングス(レバンガ北海道)2年連続2回目
シェーファー・アヴィ幸樹(滋賀レイクスターズ)初
アイラ・ブラウン(大阪エヴェッサ)2年ぶり3回目
セバスチャン・サイズ(サンロッカーズ渋谷)初

予選ラウンド、最初に登場したカミングスは豪快なウインドミルダンクを披露。だが基準となることも影響してか、46点と得点が伸びなかった。

次に登場したのは、コンテストでのダンクを模索している動画が上がっていたシェーファー。だが、「たくさん考えすぎて、思った感じで終わらなかった」と言うように、シンプルなダンクにまとまり42点に終わった。

そして、初年度から2年連続でダンク王者に輝いているアイラが登場。ジャージを脱ぎ捨て、スーパーマンのTシャツを披露したアイラは、ボールをバウンドさせバックボードに跳ね返ったボールを豪快に叩き込む一人アリウープを成功。満場一致の50点満点で決勝進出を果たした。

予選最後に登場したサイズは、後ろでまとめた髪をほどき、『絶対勝利』と書かれたハチマキを着用するパフォーマンスを見せた。両手でボールを2つ持ち、そのまま空中で左手と右手で順番にダンクを決めた。シェーファーが「簡単そうに見えてめちゃくちゃ難しい」と語るダンクは審査員の佐々木クリスだけ「苦心の9点」の評価となったが、49点でファイナルへ進んだ。

ファイナルラウンド、先に登場したサイズは空中で身体を反転させながら、ボースハンドのウインドミルダンクを成功させ、雄叫びを挙げた。

そして、アイラはNBA稀代のダンカーであるビンス・カーターが決めた『肘入れダンク』に挑戦。だが、ダンクには成功するも高さが足りずにノーマルなダンクになってしまった。納得のいかないアイラはもう一度挑戦するも再び高さが足りずに失敗。最後に一人アリウープを成功させて面目を保ったが、SNS投票の結果、サイズが初優勝した。

サイズは「いろんなチームのファンがいるけど、たくさんのエネルギーを会場のみんなからもらった」と、笑顔で話した。

予選敗退のシェーファーは「終わってみると楽しかったですが、来年はアイラみたいにおもしろいのを考えたい」と、連続出場を示唆するコメントをした。

リーグ戦でもこうした豪快なダンクを披露し、試合を盛り上げてほしい。