16日、元世界1位のアンディ・マレー(イギリス)は昨年終盤で負った骨盤の怪我からの復帰が予定より遅れる見込みであることをBBCが報じている。マレーは昨年11月の「デビスカップ」決勝ラウンドで、骨盤を損傷。年始の「ATPカップ」、20日から開…

16日、元世界1位のアンディ・マレー(イギリス)は昨年終盤で負った骨盤の怪我からの復帰が予定より遅れる見込みであることをBBCが報じている。

マレーは昨年11月の「デビスカップ」決勝ラウンドで、骨盤を損傷。年始の「ATPカップ」、20日から開幕の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)を欠場していた。

2月3日開幕の「ATP250 モンペリエ」、2月10日開幕の「ATP500 ロッテルダム」での復帰を予定していたが、「当初思っていたよりも回復に時間がかかるから、2月のモンペリエやロッテルダムでプレーはしない」とコメントしている。

「復帰を急いだり、回復までのスケジュールを立てたくないんだ」「自分の身体の様子を見ながら、適切な時が来たらコートに戻るつもりだ」

マレーは昨年の「全豪オープン」開幕前に、股関節の怪我が治らないため、一時は今シーズン限りで引退するとも受け取られる記者会見を行ったが、その後股関節の手術に踏み切った。シングルス選手では復帰した前例のない手術だったものの、順調に回復し、8月の「ATP1000 シンシナティ」でシングルスに復帰。10月の「ATP250 アントワープ」で復活優勝を飾っていた。

マレーは2018年7月には839位までランキングを落としていたが、最新のものでは127位にまで戻している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP250 珠海」でのマレー

(Photo by VCG/VCG via Getty Images)