20日に開幕する、シーズン最初のグランドスラム「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)。女子のディフェンディングチャンピオンであり今大会…

20日に開幕する、シーズン最初のグランドスラム「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)。女子のディフェンディングチャンピオンであり今大会第3シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が、大会前の記者会見で今の心境を語った。

大会公式サイトによると、大坂は「全米オープンの時に比べて、今は間違いなくリラックスしていると思います」と話した。

「あそこで多くのことを学んだと思います。自分のイライラへの対処方法だったり、何を予測すべきか。経験したことすべてが、よかったと思っています。この大会に向かっていく中で、より準備ができると思います」

現在22歳ながら、前年2019年には世界1位の座にも輝いた大坂。その後には様々なプレッシャーとも戦い、思うように成績が上がらない苦しい時期も経験してきた。

大坂は「私はまだ比較的若いですが、それよりはもう少し経験があるように思います。年々ツアーに慣れていくと思いますが、それがいくらか自分の試合に表れるといいなと思います」と話した。

「去年の私はまだ幼かったと思います。出掛けに行く幼い子供のようでした。勝つことが目標で、というような。今は勝つために費やすものを知っているから、一つ一つの勝利にもっと感謝している感じがします」

「もちろん、私はすべての試合に勝ちたいですし、ここでもそうしたい。 それが私がここにいる理由です」

大坂の「全豪オープン」1回戦は、世界59位のマリー・ブーズコバ(チェコ)と対戦する。20日の大会初日、センターコートの第1試合で日本時間9時に開始予定。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報を無料で行う予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での大坂なおみ

(Photo by Chaz Niell/Getty Images)