18日、ダブルス世界51位のマクラクラン勉(日本)が、Luke Bambridge(イギリス)とペアで出場した「ATP250 オークランド」男子ダブルスで優勝。出身地ニュージーランドで開催され…
18日、ダブルス世界51位のマクラクラン勉(日本)が、Luke Bambridge(イギリス)とペアで出場した「ATP250 オークランド」男子ダブルスで優勝。出身地ニュージーランドで開催されたこの大会で2連覇を果たし、5個目のツアータイトルを獲得した。
マクラクラン/Bambridgeは、準々決勝で第3シードのロハン・ボパンナ(インド)/ヘンリー・コンティネン(フィンランド)を撃破。その勢いのまま勝ち上がり、ノーシード対決となった決勝でマーカス・ダニエル(ニュージーランド)/フィリップ・オズバルド(オーストリア)を7‐6(3)、6‐3で下した。
ATP(男子プロテニス協会)によると、マクラクランは「この大会で優勝することには大きな意味がある。この大会を見て育ち、ボールキッズとしてここで参加していたんだ」「両親や兄弟、友人の前で優勝できるのは素晴らしいこと」とコメントしている。
マクラクランは国籍は日本で、「デビスカップ」でも日本代表として戦っているが、ニュージーランドの出身。昨年の同大会ではヤン レナード・ストルフ(ドイツ)とのペアで優勝を飾っていた。
2017年と2018年の「楽天ジャパンオープン」男子ダブルスで2連覇、2018年の「全豪オープン」男子ダブルスでベスト4へ進出するなど、日本のダブルススペシャリストとして活躍している。
また、今年7月に開催される「東京オリンピック」では、錦織圭(日本/日清食品)と組んで男子ダブルスに出場する可能性もある。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATP250 オークランド」男子ダブルスで優勝したマクラクラン(左)とBambridge(右)
(Photo by Hannah Peters/Getty Images)