15日、オーストラリア森林火災の復興支援を目的としたチャリティーマッチ「Rally For Relief」が、「全豪オープン」の会場であるロッド・レーバー・アリーナで開催された。そのなかで行わ…
15日、オーストラリア森林火災の復興支援を目的としたチャリティーマッチ「Rally For Relief」が、「全豪オープン」の会場であるロッド・レーバー・アリーナで開催された。そのなかで行われたスペシャルダブルスで、大坂なおみ(日本/日清食品)とステファノス・チチパス(ギリシャ)の間に微笑ましいやり取りがあった。
このスペシャルダブルスには大坂やチチパスの他に、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ドミニク・ティーム(オーストリア)、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)、カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)、ペトラ・クビトバ(チェコ)、ココ・ガウフ(アメリカ)が参加。
チーム・ウイリアムズとチーム・ウォズニアッキに分かれ、代わる代わるコートに出て4ゲーム先取の1セットマッチを行った。
微笑ましいやり取りがあったのは、ゲームカウント2-1、30-30の場面。大坂とチチパスはペアを組んでコートに立ち、リターンゲームに臨んでいた。
次は大坂がティームのサーブをリターンする番だったが、大坂は不安になったのか、チチパスに代わりにリターンをしてと手を合わせてお願い。チチパスは抵抗するも、渋々それを受け入れた。
しかしチチパスはリターンをネットにかけてしまい、相手のポイントに。チチパスにリターンを強要した大坂は顔を背けて大爆笑。チチパスはラケットを捨て、不貞腐れた素振りを見せた。そこを大坂がラケットを拾ってチチパスに駆け寄って慰め、ハグで仲直りをした。
この様子を投稿した「全豪オープン」公式Twitterには、「とても可愛い!」といったコメントが寄せられている。
このスペシャルダブルスは他にも、ジョコビッチがチチパスとズベレフをイジッたり、トップ選手たちによる4人対4人のテニスが実現したりと、チャリティーマッチならではの和やかな見せ場が満載だった。
このチャリティーマッチの様子は、「全豪オープン」の公式YouTubeで全編公開中だ。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「Rally For Relief」での大坂なおみ(右)とチチパス(左)
(Photo by Darrian Traynor/Getty Images)