1月15日(水)、シーホース三河は富山グラウジーズと対戦。リードして後半を迎えた三河だが、3Qで同点に追いつかれる。取られては取り返す、まさにシーソーゲームとなった4Q、ゲームを決めたのはエース金丸晃輔。外さない男が着実に得点を重ね7連勝…

 1月15日(水)、シーホース三河は富山グラウジーズと対戦。リードして後半を迎えた三河だが、3Qで同点に追いつかれる。取られては取り返す、まさにシーソーゲームとなった4Q、ゲームを決めたのはエース金丸晃輔。外さない男が着実に得点を重ね7連勝、中地区2位をキープした。

新加入のクリス・ジョンソンは18得点をあげ、チームに貢献。今後の活躍に注目したい。

リーグ戦で連勝し勢いにのる三河だが、1月9日(木)に行われた「第95回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」のファイナルラウンド準々決勝は、滋賀レイクスターズに惜敗している。

-1月15日(水)試合結果-
〇三河78-76 富山●
(三河通算成績12勝17敗)

1Q 三河26-20 富山

 

川村6得点4アシスト、金丸9得点で打ち合いを制す

スターティング5は、#1川村、#11熊谷、#14金丸、#32桜木、#54ガードナー。

#1川村の3Pシュートで幸先良く先制すると、#11熊谷が速いボールプッシュからミドルシュートを射抜いて主導権を握る。

開始3分半に富山#7阿部の3Pシュートで逆転を許すが、すぐに#54ガードナーの得点で追いつき、そこからは激しいスコアリングバトルに突入。富山が#7阿部、#0ライオンズの3Pシュート攻勢で引き離しにかかれば、三河は#1川村、#11熊谷、#14金丸の3Pシュートで渡り合う。

残り3分、#14金丸がリバースレイアップを沈めて18-18の同点とすると、ディフェンスをクルッとかわしてフェイダウェイ、ドライブで切り裂いてジャンプシュートと一挙9得点を挙げる「金丸タイム」で勝ち越し。さらに終了間際に、リーグ戦初出場となる#21ジョンソン、#11熊谷がスティールから立て続けにスコアして20-26と抜け出す。

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リアル・ミッチー 集中力の整え方 金丸晃輔(三河)(https://cocokara-next.com/motivation/real-mitchi-concentration-kohsuke-kanamaru/)

2Q 三河 47–35 富山(三河 21–15 富山)

新加入のジョンソン10得点、多彩なスコアリングスキルを披露

スタートは、#1川村、#7長野、#14金丸、#21ジョンソン、#32桜木。

1Q終盤のタフなディフェンスを継続して、オフィシャルタイムアウトまでの約5分間、富山をわずか3得点に抑え込む。

オフェンスでは新加入の#21ジョンソンが躍動。リバウンドと3Pシュートの連続得点でリードを二桁に広げると、#54ガードナーとのホットラインでワンハンドダンクを炸裂させ、この10分で10得点をマークする。

#54ガードナーの力強いアタック、#7長野の3Pシュートなどで一時は19点のリードを築くが、富山に#10菅澤や#13前田の3Pシュート、#0ライオンズの連続得点で追い上げられ、12点のリードで前半を終えた。

3Q 三河 59–59 富山(三河 12–24 富山)

オフェンスが失速し、同点で最終Qヘ

スタートは、#1川村、#11熊谷、#14金丸、#32桜木、#54ガードナー。

後半は一転して富山ペースになり、#0ライオンズ、#22ペッパーズの連続3Pシュートで6点差に迫られる。タイムアウトで修正を図るも、オープンシュートがリングに嫌われる重い時間が続き、富山#22ペッパーズにさらに2本の3Pシュートを献上して、一気にリードを吐き出してしまう。

富山#0ライオンズ、#25葛原の得点でリードを許すも、#54ガードナーのリバウンド、#9森川のカットインで食らいつき、59-59の同点で最終Qを迎えた。

4Q 三河 78–76 富山(三河 19–17 富山)

勝負強さを発揮して僅差で逃げ切り、7連勝を飾る

スタートは、#9森川、#11熊谷、#21ジョンソン、#24加藤、#32桜木。

富山#0ライオンズに先制されるが、#21ジョンソンのロング2Pシュート、#9森川の連続3Pシュートでリードを奪い返す。富山も#22ペッパーズの3Pシュートですぐさま返上し、富山の1点リードでオフィシャルタイムアウトを迎える。

その後もリードチェンジを繰り返す激しい攻防が続き、76-76の同点で迎えた残り7秒、#14金丸が仕掛けてシュートファウルを獲得。フリースローを2本ともきっちり沈めて、貴重な2点を積み上げる。最後は#15根來、#24加藤を投入してリードを守り切り、76–78で富山を振り切った。

■シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木 貴美一 試合後コメント

出だしは三河のペースだったんですけど、富山さんはさすが、3Qの爆発がすごいなと思いました。

最後は4Q、同点の中で、なんとか2点差で勝つことができましたけれども、本当にどっちに転ぶか分からない好ゲームだったと思います。

まだまだ試合が続くので、また次のゲームからしっかり頑張りたいと思います。

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リアル・ミッチー 集中力の整え方 金丸晃輔(三河)(https://cocokara-next.com/motivation/real-mitchi-concentration-kohsuke-kanamaru/)