14日(日本時間15日)に敵地でのアストロズ戦に先発予定だったレンジャースのダルビッシュ有投手が、17日(同18日)敵地でのアスレチックス戦に先発に予定変更された。■フォームの微調整に伴う腕の張り、異常はないと指揮官主張 14日(日本時間1…
14日(日本時間15日)に敵地でのアストロズ戦に先発予定だったレンジャースのダルビッシュ有投手が、17日(同18日)敵地でのアスレチックス戦に先発に予定変更された。
■フォームの微調整に伴う腕の張り、異常はないと指揮官主張
14日(日本時間15日)に敵地でのアストロズ戦に先発予定だったレンジャースのダルビッシュ有投手が、17日(同18日)敵地でのアスレチックス戦に先発に予定変更された。地元紙「ダラス・モーニングニュース」電子版が伝えている。投球フォームの微調整に伴う腕の張りがあるようだが、念のための措置であることを首脳陣は強調しているようだ。
ダルビッシュの先発予定が変更された。記事によれば、13日(同14日)のアストロズ戦後にバニスター監督が発表。「こうに変えたかったから変えただけ」と話す指揮官は、ダルビッシュの代わりとして、14日の試合には中継ぎに配置転換されたばかりの左腕ホランドが先発すると話したそうだ。試合後、ダルビッシュ自身も問題ない様子を見せていたという。
試合前に記者対応したブロケイル投手コーチは、最近ダルビッシュが投球フォームを微調整していることを指摘。速球やスライダーを投げる際の腕の振りを修正すると、往々にして腕の張りや怠さといった症状が現れると説明したそうだ。ダルビッシュもこういった症状を感じているようだが、投手コーチは「いい意味での張りがある」と大きな問題ではないと強調したという。
昨春に右ひじ靱帯再建手術を受けたダルビッシュは、今季開幕後に戦列復帰。術後1年目に当たる今シーズンは、肘や肩の様子を見ながら無理ない登板を続けていくことになる。その一方で、健康な肘を取り戻したダルビッシュは、右肩の違和感から復帰した球宴後は、11試合に先発、3勝4敗、防御率3.38の成績。数字には表れていないが、力強さが戻ったフォーシームは96、97マイル(約154?156キロ)を計時することもあり、米メディアでは「以前よりもパワーアップして復帰した」と上々の評価だ。前回9日(同10日)エンゼルス戦での登板は、6回2/3を投げて3安打9奪三振1失点の快投を披露していた。
レンジャーズはア・リーグ西地区の優勝をほぼ確実のものとし、プレーオフでの勝ち上がりを睨んでいる。先発ローテーションの中で、左腕ハメルズと並びダルビッシュは欠かせない存在。今回の登板日変更は、今、無理をさせずに、勝負するべき時期に向けて万全の状態を保つための措置とも言えそうだ。