シーズン開幕戦の「ASBクラシック」(ニュージーランド・オークランド/1月6日~12日/ハードコート)、女子シングルス決勝。セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-…

シーズン開幕戦の「ASBクラシック」(ニュージーランド・オークランド/1月6日~12日/ハードコート)、女子シングルス決勝。セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-3、6-4で破り、約3年ぶり、そして73度目のツアー優勝を飾った。BBCによると、セレモニーでは、大きく育った娘のオリンピアちゃんと一緒に優勝を祝った。

セレナが最後にツアー優勝したのは、2017年の「全豪オープン」。この時すでに妊娠8週目だったという。

その後セレナは2018年3月に復帰。2018年と2019年の「ウィンブルドン」、「全米オープン」で決勝へ進出するもいずれも準優勝。強さを見せていたものの、グランドスラム以外の大会は出場数を絞っていたこともあり、これまで優勝がなかった。

しかし、「全豪オープン」を前にしたこの大会でついに優勝を果たした。もちろん娘が生まれてから初めての優勝だ。セレモニーでは娘のオリンピアちゃんもコートに登場。抱っこするのが大変なほど大きく育った娘と共に優勝を喜んだ。

またセレナは今大会の賞金と、着用ウェアをオーストラリアの森林火災の支援のために寄付することを発表している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ASBクラシック」でのセレナ

(Photo by Hannah Peters/Getty Images)