プロ野球は13日、各地で3試合が行われた。■DeNAは直接対決を制してCS進出に一歩前進、広島は中日に完封勝利 プロ野球は13日、各地で3試合が行われた。 セ・リーグは25年ぶりのリーグ優勝を決めた広島が、リーグ最下位中日を相手に王者然たる…
プロ野球は13日、各地で3試合が行われた。
■DeNAは直接対決を制してCS進出に一歩前進、広島は中日に完封勝利
プロ野球は13日、各地で3試合が行われた。
セ・リーグは25年ぶりのリーグ優勝を決めた広島が、リーグ最下位中日を相手に王者然たる戦いを見せた。広島は先発ジョンソンが7回無失点12奪三振の力投を見せると、打線がこれに呼応。4回1死満塁の好機に石原が走者一掃の左中間二塁打を放ち、3点先制に成功した。続く5回には鈴木が1点を追加。今江と大瀬良が無失点救援で、完封リレーをした。
CS進出権を争うDeNAとヤクルトは神宮球場で直接対決。3位DeNAが11-3と大勝し、ゲーム差を4.5に広げた。先発を務めたのはルーキー今永。2点リードの4回にバレンティンに29号2ランを浴びて同点に追いつかれるが失点はこれだけ。マウンド上で奮闘する新人を、打線がホームラン攻勢で援護する。5回にはエリアンが4号3ラン、6回にはロペスが27号ソロ、そして7回には主砲・筒香が両リーグ一番乗りとなる40号3ランで試合を決めた。
パ・リーグは、首位・日本ハムがオリックスを下し、2位。ソフトバンクと1ゲーム差に広げた。日本ハム先発の大谷翔平は、初回から160キロを計時するなど快調に飛ばした。3回1死二、三塁の場面では、糸井の初球で日本最速164キロをマーク。糸井に弾き返されてライトへの2点適時打となったが、場内は騒然とした。大谷は5回4安打2失点で勝敗就かず。同点の7回2死一、二塁から、中島が値千金の右越え勝ち越し2点二塁打を放ち、勝利した。
【セ・リーグ】
◇中日0-4広島(ナゴヤドーム)
勝 ジョンソン(15勝6敗)
敗 大野(7勝9敗)
◇ヤクルト3-11DeNA(神宮)
勝 今永(7勝8敗)
敗 小川(8勝7敗)
HR【De】桑原10号、エリアン4号、ロペス27号、筒香40号【ヤ】バレンティン29号
【パ・リーグ】
◇日本ハム4-2オリックス(札幌ドーム)
勝 バース(8勝8敗)
敗 西(9勝12敗)
S 吉川(2セーブ)
◇楽天-ソフトバンク(コボスタ宮城)
試合中止