「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/1月6~12日/ハードコート)大会5日目、女子シングルス準々決勝で、世界9位のキキ・バーテンズ(オランダ)を破り、準決勝進出を果たした大坂なおみ…

「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/1月6~12日/ハードコート)大会5日目、女子シングルス準々決勝で、世界9位のキキ・バーテンズ(オランダ)を破り、準決勝進出を果たした大坂なおみ(日本/日清食品)。この試合開始時にほほえましいトラブルがあったことをWTA公式Twitterが取り上げている。

通常、試合が始まる前にコートに入った選手たちはネットに歩み寄り、コイントスでサーバーを決めると、コイントスをしたキッズとともにフォトセッションに応える。そしてそこからコートでボールを打ち合ってアップを行うというのが一般的な流れとなっている。

そして今回のトラブルは、このフォトセッションで起こった。少年がコイントスをした後、そのコインを大坂が拾って少年に渡す。その後、大坂とバーテンズが少年に寄り添ってカメラ目線になったとき、なんとその少年が再びコインを投げ放ったのだ。

これには大坂もバーテンズも驚き、思わず笑い出してしまった。少年が投げたコインは再び大坂が拾ってアンパイアに渡し、無事にフォトセッションが行われた。

WTA公式Twitterは「最初のコイントスだけが採用されます。でもかわいい!」とコメントを添えており、緊迫する試合前のほほえましいトラブルとなった。

試合は大坂が豪快なスマッシュを叩き込むなどしてフルセットでバーテンズを破り、ベスト4に進出。準決勝では第2シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ブリスベン国際」での大坂なおみ

(Photo by Chris Hyde/Getty Images)