マーリンズのイチロー外野手が12日(日本時間13日)の敵地ブレーブス戦で「2番・レフト」でスタメン出場し、今季25度目のマルチ安打を放った。これでメジャー通算3024安打とし、ルー・ブロックを抜いて歴代単独25位に浮上した。■初回に158キ…

マーリンズのイチロー外野手が12日(日本時間13日)の敵地ブレーブス戦で「2番・レフト」でスタメン出場し、今季25度目のマルチ安打を放った。これでメジャー通算3024安打とし、ルー・ブロックを抜いて歴代単独25位に浮上した。

■初回に158キロ速球を捉え、2試合連続ヒット

 マーリンズのイチロー外野手が12日(日本時間13日)の敵地ブレーブス戦で「2番・レフト」でスタメン出場し、今季25度目のマルチ安打を放った。これでメジャー通算3024安打とし、3023安打のルー・ブロックを抜いて歴代単独25位に浮上した。

 初回1死走者なしの第1打席。イチローは右腕フォルテネービッチが投じた2球目の98マイル(約158キロ)のストレートを捉え、右翼越えの二塁打を放った。今季15本目の二塁打で通算3023安打に到達。カブス、カージナルスなどで活躍したルー・ブロックの安打数に並んだ。イチローは2死後にワイルドピッチで三塁まで進んだが、後続が倒れて生還はならなかった。

 2回無死一、二塁で迎えた第2打席ではレフトフライに倒れたが、第3打席でも快音を残す。2-7と5点を追う4回2死一、三塁の場面で打席に立つと、ライト前にはじき返すタイムリーをマーク。これで今季25度目のマルチ安打で通算3024安打とし、ルー・ブロックを抜いて歴代単独25位に浮上した。マーリンズはその後もたたみかけ、イチローはイエリッチの適時打で5点目のホームを踏んだ。