「ATPカップ」ベスト8出揃い、日本は惜しくも敗退。大会6日目結果

8日、男子テニス国別対抗戦「ATPカップ」（オーストラリア・ブリスベン、パース、シドニー／1月3日～12日／ハードコート）の大会6日目。決勝トーナメントに進出する8ヵ国が出揃った。日本はエース…

8日、男子テニス国別対抗戦「ATPカップ」（オーストラリア・ブリスベン、パース、シドニー／1月3日～12日／ハードコート）の大会6日目。決勝トーナメントに進出する8ヵ国が出揃った。日本はエース西岡良仁（日本／ミキハウス）が世界1位のラファエル・ナダル（スペイン）と互角以上のラリーを繰り広げるなど奮闘したが、惜しくもスペインに3試合全敗。グループリーグ敗退となった。決勝トーナメントに進出したのは、以下の8ヵ国。

セルビア　　　：「グループA」1位通過。グループリーグ3勝0敗

スペイン　　　：「グループB」1位通過。グループリーグ3勝0敗

イギリス　　　：「グループC」1位通過。グループリーグ2勝1敗

ロシア　　　　：「グループD」1位通過。グループリーグ3勝0敗

アルゼンチン　：「グループE」1位通過。グループリーグ2勝1敗

オーストラリア：「グループF」1位通過。グループリーグ3勝0敗。今大会開催国

ベルギー　　　： 2位通過。グループリーグ2勝1敗

カナダ　　　　： 2位通過。グループリーグ2勝1敗

ナダル擁するスペインは大会6日目の第3戦で日本に3試合全勝し、グループリーグ3戦合計でわずか2セットしか落とさずに決勝トーナメント進出。昨年11月に行われた「デビスカップ」決勝ラウンド優勝国が、再びその強さを遺憾なく発揮している。

ノバク・ジョコビッチ（セルビア）擁するセルビアは、第2戦を終えた時点で決勝トーナメント進出を決めていたが、第3戦でクリスチャン・ガリン（チリ）らがいるチリを下しグループリーグ3戦全勝した。

一方、第2戦を終えた時点で1勝1敗だったディエゴ・シュワルツマン（アルゼンチン）擁するアルゼンチン。同時点で2勝0敗だったマリン・チリッチ（クロアチア）らのいるクロアチアを第3戦で撃破。直接対決で勝利したことにより、アルゼンチンが決勝トーナメント進出を果たした。

また、第3戦の全試合の結果を受けて、各組2位の中で最も成績の良かったデニス・シャポバロフ（カナダ）擁するカナダ、ダビド・ゴファン（ベルギー）擁するベルギーが最後の2枠をものにした。