「ATPカップ」(オーストラリア・ブリスベン、パース、シドニー/1月3日~12日/ハードコート)のシングルスの試合中、キレやすいブノワ・ペール(フランス)がコートに唾を吐き、ラケットを叩き折った。英The Sun紙が伝えている。非常に短気な…

「ATPカップ」(オーストラリア・ブリスベン、パース、シドニー/1月3日~12日/ハードコート)のシングルスの試合中、キレやすいブノワ・ペール(フランス)がコートに唾を吐き、ラケットを叩き折った。英The Sun紙が伝えている。

非常に短気な世界ランキング24位のペールは、グループAの対戦でドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)に第2セットを取られた後に爆発。ベンチに戻る途中でフロアに唾を吐き、ラケットを3回フロアに叩きつけて破壊した。さらにもう一本のラケットも破壊し、飲料水の入ったボトル2本を投げた。試合中にもフラストレーションを抑えられず、返らなかったサービスリターンの球を左足で蹴った。しかし、その後のペールはどうにか感情を抑え、6-2、6-7(6)、6-4で試合に勝利。ブリスベン(オーストラリア)で行われた大会4日目初戦での出来事だった。

ペールは以前、2018年の「ATP1000 マドリード」でも審判に抗議して唾を吐いたことがある。彼は数日前、シーズンを南半球でスタートする際、「オーストラリアの女の子たちがとても感じがいいこと」がオフコートでのベストな点だと話していた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATPカップ」でのペール

(Photo by Chris Hyde/Getty Images)