男子テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・ブリスベン、パース、シドニー/1月3日~1月12日/ハードコート)の大会6日目、「グループB」の第3戦。日本対スペインの第1試合で、世界1…

男子テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・ブリスベン、パース、シドニー/1月3日~1月12日/ハードコート)の大会6日目、「グループB」の第3戦。日本対スペインの第1試合で、世界119位の添田豪(日本/GODAI)が世界10位のロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)と対戦。添田はトップ10選手を相手に果敢なプレーも見せたが、結果的には2-6、4-6のストレートで完敗し、日本は先勝とはならなかった。試合時間は1時間19分。

今回が初開催の「ATPカップ」で、決勝トーナメント進出を目指す日本。第1戦・第2戦は快勝しており、この第3戦を勝利した方がグループ1位でのグループリーグ突破を決める。なお、各組2位の中で最も成績の良い2ヵ国も決勝トーナメント進出できるが、そのために現時点でも日本はスペインから1試合は勝利を挙げる必要がある。

その大事な第1試合。ウルグアイ戦とジョージア戦では日本に勢いを与えた添田だったが、トップ10選手であるバウティスタ アグートとの初対戦はブレークポイントを握ることもできずに敗れた。

このあとの第2試合は世界72位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が登場し、世界1位のラファエル・ナダル(スペイン)に挑む。両者は2017年に過去一度だけ対戦しており、その時は西岡がストレートで敗れた。

西岡は、ウルグアイ戦で世界45位のパブロ・クエバス(ウルグアイ)を6-0、6-1で、ジョージア戦では世界26位のニコラス・バシラシビリ(ジョージア)を6-2、6-3で撃破している。第3戦は世界王者が相手と厳しい戦いではあるが、エースの奮闘が期待される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATPカップ」での添田豪

(Photo by Paul Kane/Getty Images)