「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/1月6日~12日/ハードコート)1回戦で勝利し、2020年シーズン初戦を白星スタートした第3シード・大坂なおみ(日本/日清食品)。WTA(女子テ…

「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/1月6日~12日/ハードコート)1回戦で勝利し、2020年シーズン初戦を白星スタートした第3シード・大坂なおみ(日本/日清食品)。WTA(女子テニス協会)公式サイトによると、試合後に「とても難しい試合になるだろうと思っていました」と振り返った。

この試合第1セットを6-2で先取した大坂。しかし、第2セットはお互いブレークポイント無しでタイブレークに突入し、セットを奪い返された。勝負が決する最終第3セットでは、相手に先にブレークを奪われるもそこから見事逆転し、2時間超えの試合を制した。

大坂は「第2セットのタイブレークでは、私は色々とグチをこぼしていたと思います。私は落ち着いて、ポジティブでいようとしていました」

初戦をしっかりと勝ち切った大坂。ジャンプスマッシュを決めるなどし、昨年のツアー最終戦で棄権の理由となった右肩の怪我も大丈夫そうな様子だ。

そして、次の2回戦は世界14位のソフィア・ケネン(アメリカ)と対戦することが決まっている。大坂はケネンに対して、過去1勝2敗。最後に対戦した昨年8月の「ウェスタン&サザン・オープン」では、最終セット大坂が0-2の時点で途中棄権となった。

大坂は「私はとにかくこの試合(1回戦)に集中していたので、ドローは見ていませんでした。なので考える必要があります。 去年シンシナティ(ウェスタン&サザン・オープン)で彼女とプレーしたことは分かっています」

新シーズンを幸先よくスタートさせた大坂。次戦も素晴らしいプレーを見せてくれることが期待される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ブリスベン国際」での大坂なおみ

(Photo by Chris Hyde/Getty Images)