2年前、ロジャー・フェデラー(スイス)がオーストラリア・パースのすぐ近くにあるロットネスト島へと旅をした際、貴重なシーンが生まれた。この島でしか生息していない有袋類、クアッカワラビーとコラボし…

2年前、ロジャー・フェデラー(スイス)がオーストラリア・パースのすぐ近くにあるロットネスト島へと旅をした際、貴重なシーンが生まれた。この島でしか生息していない有袋類、クアッカワラビーとコラボしたのだ。このフレンドリーな動物との自撮りがフェデラーのInstagramアカウントを介し多くの人にリーチしたことで、実際にロットネスト島の観光客数が伸びた。

今週、フェデラーのライバルであり友人のラファエル・ナダル(スペイン)も同じ特別な経験を楽しむこととなった。ナダルも、フェデラーと同じくクアッカワラビーと自撮りし、「仲の良い友人と切る、最高の2020年のスタート!」とコメントを添えてInstagramにアップしたのだ。米テニスメディアのBaselineが伝えている。

「全豪オープン」の公式Instagramアカウントは、「どっちの勝ち?」と2人の写真を比較している。クアッカワラビーがニコッと笑ってカメラを見ている分、フェデラーに軍配が上がるかもしれない。

フェデラーがこの写真を撮ったのは、2018年の「ホップマンカップ」の開催地に滞在していた時であり、そこで彼はベリンダ・ベンチッチ(スイス)と共に優勝した。ナダルも、クアッカワラビーとの自撮りが初開催の「ATPカップ」(オーストラリア・ブリスベン、パース、シドニー/1月3日~12日/ハードコート)において、スペインに幸運を運んでくれることを願っているだろう。

(テニスデイリー編集部)

※写真はオーストラリアのパースで記念撮影するナダル

(Photo by Paul Kane/Getty Images)