◆1・6 新監督就任会見(明治大学硬式野球部合宿所)

 逆襲の1年へ。昨年度、春季に5季ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの全日本大学選手権制覇と栄光をつかみながら、秋季はリーグ5位に沈んだ明大。今年度は、田中武宏新監督(昭59文卒)が就任し、再度日本の頂点を目指す。「(田中監督の下で)さらにいいチームに、さらにいい結果を残せるように」(公家響主将・政経3=横浜)。〝新生〟紫紺ナインの挑戦が今、始まる。

[小野原琢真]

◆田中 武宏(たなか・たけひろ)昭59文卒。現役時代の守備位置は外野手

会見でのコメント

田中監督

――あいさつをお願いします。

 「今日は初練習ということで昨年の最終日と同じ、ポール間走30本をやりました。全体ミーティングが終わった後に幹部には言ったのですが、個々がレベルアップをしていて頼もしく思いました。これを続けていくことが大事なので、2月から野球の技術を含めた競争になるかなと。今年1年、ここにいる新4年生4人(公家、入江、市岡、清水)をしっかりと希望のあるところに送り出していきたいなと思いました」

――コーチから監督に代わって変えるもの変えないものはありますか。

 「野球の取り組み方は人間力野球を全面に出すことに変わりはないです。あとは時代時代に合わせて。寮の中や練習方法も同じリズムでやると選手も飽きるではないですけど、そこは変化を持たせて。練習時間やトレーニングの方法はいろいろなところと相談させていただいて、僕の仕事は環境づくりなので彼らが神宮の舞台で立つまでをやっていきたいです。そのための準備は変えなきゃいけないところはどんどん変えていきます」

――島岡御大に何か報告はされましたか。

 「それはコーチの時からですが練習前や朝、銅像の前で今日も選手が無事にできるように見守ってくださいと。神宮に行く時も今から行きます、明治らしい野球してきますと、ここにいるときはお願いや報告をしています。(改めて監督になった際には)監督になりますと言ったら銅像になにか怒られた感じが自分の中ではしました(笑)」

――善波監督の近くにいたと思うが自身の監督像は。

 「善波さんが考えていることは、自分がコーチだった時にもっとこうした方がいいなとか思うことが一度もなかったので、神宮では善波さんならこうするよなということを思い出しながらやると思います」

公家主将

――新チームへの意気込みをお願いします。

 「昨春のリーグ戦で1個上の方々が活躍してくださり、優勝そして日本一という経験をベンチですがさせていただきました。秋は5位という結果に終わり、野球はやはり簡単じゃないと改めて実感することができ良い結果も悪い結果も両方味わえた1年だったと感じています。その二つの結果を踏まえて今春のリーグ戦ではもう一度優勝、もう一度日本一を目指して日々の練習を取り組んでいきたいと思います。善波監督から田中監督に代わり、さらにいいチームにさらにいい結果を残せるように、私生活でも野球でも規律ある行動をしっかり取りながら今年の試合に向けて頑張っていきたいと思います」