本日から始まった第72回全国高等学校選手権大会(春の高校バレー)。集大成となる今大会で高校生バレーボーラ-が繰り広げる熱い戦いは必見。その中でも優勝候補と目されている注目校を紹介しよう。 【男子】東山(京都) エースで主将の髙橋藍、司令塔…

 本日から始まった第72回全国高等学校選手権大会(春の高校バレー)。集大成となる今大会で高校生バレーボーラ-が繰り広げる熱い戦いは必見。その中でも優勝候補と目されている注目校を紹介しよう。

 

【男子】

東山(京都)

 エースで主将の髙橋藍、司令塔の中島健斗が繰り出す伝統のコンビバレーでインターハイベスト4、国体では京都府選抜として全国優勝を成し遂げた。春高の舞台は6年ぶりと現役選手たちがオレンジコートを経験していないということが懸念材料ではあるが、日本一への実力は十分。悲願の春高初優勝なるか。

 

松本国際(長野)

 強力なジャンプサーブと伝統の高速コンビバレーで今夏のインターハイでは8年ぶりの頂点に立った。チームの中心選手はどのプレーもオールラウンドにこなす”松本国際の牛若丸”ことエースの柳田歩輝主将だ。身長184㎝と決して大きくはないが、豊富なジャンプ力から繰り出されるスパイクは超高校級。今シーズン2つ目のタイトル獲得に意欲を燃やす。

 

駿台学園(東京)

 2016-17シーズンは圧倒的な高さを誇り高校3冠を達成したが、ここ2大会は2回戦敗退と悔しさを味わっている。当代切ってのビッグマン・伊藤吏玖を中心としたトータルディフェンスと、伊藤、染野輝ら強力なスパイカー陣を好セッター森居史和が操る布陣で3大会ぶりの優勝を目指す。

 

【女子】

金蘭会(大阪)

 大会2連覇中の女王。1年生時から主力を張ってきた宮部愛芽世を主将に据え、リベロの西崎愛菜、1年生の吉武美佳ら昨年と同等の力を併せ持つ。アンダーエイジカテゴリー経験者を多く擁するタレント軍団が連覇記録更新を狙う。

 

就実(岡山)

 堅実なディフェンスとセンターエース大山遼を中心とした攻撃で夏のインターハイでは24年ぶりの優勝に輝いた。大山、岡﨑凛華主将をはじめ下級生時からコートに立ち続け、集大成となる今大会で金メダル獲得を目指す。

 

京都橘(京都)

 主将の石倉沙姫、エースの和田由紀子のWエースを擁し、全国制覇を目指す京都の名門。伝統の立体高速バレーと堅守でインターハイではベスト4入りを果たした。悲願の全国優勝に向け頂点まで駆け上がる。