アメリカ・ニューヨークで開催されている「全米オープン」(8月29日~9月11日/ハードコート)の女子シングルス決勝。  第10シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)は初のグランドスラム大会決勝にも、まったくナーバスにならなか…

 アメリカ・ニューヨークで開催されている「全米オープン」(8月29日~9月11日/ハードコート)の女子シングルス決勝。  第10シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)は初のグランドスラム大会決勝にも、まったくナーバスにならなかった、と言った。  これまでグランドスラム大会で4回戦に進出したこともなかったプリスコバが、来週、初めて世界1位になることが決まったばかりの第2シード、アンジェリック・ケルバー(ドイツ)を相手に戦った初めての決勝で、第3セットでワンブレークし、3-1とリードを奪った。  6-3 4-6 6-4と最後はケルバーの勝利に終わった試合で、ふたりに違いを生んだのは、おそらくケルバーの経験だったかもしれない、とプリスコバは言った。ケルバーは今年、全豪オープンで優勝し、ウィンブルドンでも準優勝している。

 ケルバーの高いディフェンス力が、プリスコバの攻撃にプレッシャーをかけ、彼女は多くのミスをおかすことになった。  プリスコバは、 「負けたことを悲しく思う」とも言った。しかし彼女は何より、決勝、そしてここ2週間にわたるニューヨークでの自分のパフォーマンスについて、「自分自身を誇りに思う」そうだ。(C)AP