ステファノス・チチパス(ギリシャ)は「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」で好調だった。まずアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を退け、準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)と質の高い…

ステファノス・チチパス(ギリシャ)は「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」で好調だった。まずアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を退け、準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)と質の高い試合を繰り広げ勝利した。そんなチチパスは、「コート外での成果」も挙げたと、テニス関連ニュースサイトTennis Tonicが伝えている。

チチパスは、アブダビの観客の前に本物の料理人のような恰好で現れ、料理の腕を披露したのだ。彼がカメラの前で料理を楽しむのはこれが初めてではなく、今年の初め頃にも寿司ドーナツ作りに挑戦している。これはシドニーのフィッシュマーケットで販売されている、ドーナツのような型に寿司ネタの魚やご飯をつめて作ったもので、チチパスの言葉を信じるなら「とても美味しかった」そうだ。ギリシャで生まれ育ったチチパスはシーフードが大好きで、中でも一番好きなのはタコということだ。

ジョコビッチを破ったチチパスは、決勝でラファエル・ナダル(スペイン)と対戦。ナダルは準決勝でカレン・ハチャノフ(ロシア)を4ゲームしか落とさずに退け、絶対的な強さを見せつけていた。チチパスとナダルはATPツアーで6度対戦しており、チチパスはわずか1勝しかあげていない。今回は3時間超の激闘であったが、またも勝利はナダルに輝いた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年1月料理を披露するチチパス

(Photo by Matt King/Getty Images)