いよいよ幕が開けた2020年。年末年始は帰省している人も多いが、テニス選手の新シーズンに向けた戦いはすでに始まっている。12月31日に大坂なおみ(日本/日清食品)は自身のTwitterを更新。…

いよいよ幕が開けた2020年。年末年始は帰省している人も多いが、テニス選手の新シーズンに向けた戦いはすでに始まっている。12月31日に大坂なおみ(日本/日清食品)は自身のTwitterを更新。大晦日ではあるが開幕戦の行われるオーストラリア・ブリスベンにすでに到着しており、練習を行ったようだ。

Twitterに投稿された写真で大坂は、現地のコート上にて笑顔でピースサイン。新シーズンに向け順調に調整を行っているようだ。

大坂は1月6日開幕の「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/1月6日~1月12日/ハードコート)に出場予定。同大会は、1月20日に開幕する昨年大坂が初制覇した「全豪オープン」へ向けた前哨戦でもある。世界3位の大坂だけでなく、世界1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)、世界2位のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)をはじめ、トップ10選手が6人出場予定といきなりハイレベルな戦いが予想される。

一方男子の開幕戦は更に間近に迫っている。今年から新設される男子テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・ブリスベン、パース、シドニー/1月3日~1月12日/ハードコート)が1月3日に開幕。もちろん世界1位のラファエル・ナダル(スペイン)や世界2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は現地入りしており、同様に大晦日にもかかわらずコートで汗を流した。

「ATPカップ」には、日本代表として世界73位の西岡良仁( 日本/ミキハウス)、世界121位の添田豪(日本/ GODAI)、ダブルス世界44位のマクラクラン勉 (日本)、ダブルス世界177位の松井俊英(日本/ASIA PARTNERSHIP FUND)が出場予定。日本は1月4日に世界45位のパブロ・クエバス(ウルグアイ)率いるウルグアイと対戦する。

いよいよ始まる2020年シーズン。今年も多くの名勝負が生まれることが期待される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ムトゥア マドリード・オープン」での大坂なおみ

(Photo by David S. Bustamante/Soccrates/Getty Images)