ドジャース左腕ヒルが10日(日本時間11日)敵地でのマーリンズ戦で7回までパーフェクトの快投を披露した。走者を1人も背負わない完全投球のまま、7回を投げ終えて89球で降板。マウンドを継いだリリーフ陣が無失点リレーで、ドジャースは5-0で完封…

ドジャース左腕ヒルが10日(日本時間11日)敵地でのマーリンズ戦で7回までパーフェクトの快投を披露した。走者を1人も背負わない完全投球のまま、7回を投げ終えて89球で降板。マウンドを継いだリリーフ陣が無失点リレーで、ドジャースは5-0で完封勝利を収めた。

■イチローは40試合ぶりの完全休養、ドジャースが完封リレーで勝利

 ドジャース左腕ヒルが10日(日本時間11日)敵地でのマーリンズ戦で7回までパーフェクトの快投を披露した。走者を1人も背負わない完全投球のまま、7回を投げ終えて89球で降板。マウンドを継いだリリーフ陣が無失点リレーで、ドジャースは5-0で完封勝利を収めた。

 右打者の外角から内角に決まる大きな曲がりのカーブが冴えた。マーリンズ打線のバットは空を斬るばかり。7回2死からプラドが放った大飛球を中堅プイグがダイビングキャッチするなど、好守にもアシストされたが、7回を投げて無安打9奪三振無四球、打者21人を退けた。

 完全試合は続いていたが、ヒルは7回を投げ終えて85球で降板した。今季は足の負傷と指のマメで2度の故障者リスト入り。この日が復帰後3戦目ということもあり、プレーオフでの勝利を見据えた首脳陣は7回で降板させる苦汁の決断を下したようだ。

 8回にマウンドに上がったブラントンが安打を許したため、完全リレーとはならなかったが、ドジャースは地区優勝に向けて貴重な勝利をに入れた。

 2試合続けて左腕が先発したため、2試合連続でスタメンから外れたマーリンズのイチロー外野手は出番なし。完全休養は7月27日以来40試合ぶりのことだった。