「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)のミックスダブルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきたラウラ・シグムンド(ドイツ)/マテ・パビッチ(クロアチア)が第7シードのココ・バンダウェイ/ラジー…

 「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)のミックスダブルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきたラウラ・シグムンド(ドイツ)/マテ・パビッチ(クロアチア)が第7シードのココ・バンダウェイ/ラジーブ・ラム(ともにアメリカ)を6-4 6-4で破り、ともにグランドスラムでの初優勝を果たした。試合時間は1時間13分。

 4人の中でグランドスラムの決勝を経験していたのは、オリア・テカウ(ルーマニア)と組んで1月の全豪オープンのミックスダブルスで準優勝を果たしたバンダウェイのみ。バンダウェイ/ラムとシグムンド/パビッチはともに一度もシードペアと対戦することなく決勝まで勝ち上がり、シグムンドとパビッチは全試合ストレート勝利で大会を制した。

 シグムンドは第26シードで出場したシングルスでは3回戦まで勝ち上がり、第6シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)に1-6 2-6で敗退。今季は4月にシュツットガルト(WTAプレミア/クレーコート)で準優勝、7月にはバスタッド(WTAインターナショナル/クレーコート)で初のWTAツアー制覇を果たすなどして躍進したシグムンドは、今大会で初めてシード選手としてグランドスラムをプレーしていた。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)