「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の男子ダブルス決勝で、第4シードのジェイミー・マレー(イギリス)/ブルーノ・ソアレス(ブラジル)がノーシードから勝ち上がってきたパブロ・カレー…

 「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の男子ダブルス決勝で、第4シードのジェイミー・マレー(イギリス)/ブルーノ・ソアレス(ブラジル)がノーシードから勝ち上がってきたパブロ・カレーニョ ブスタ/ギジェルモ・ガルシア ロペス(スペイン)を6-2 6-3で下して優勝を果たした。試合時間は1時間18分。

 マレーとソアレスのコンビは今年に入ってから組み始め、1月の全豪オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム初制覇。ATPツアーでは1月のシドニー(ATP250/ハードコート)、4月のモンテカルロ(ATP1000/クレーコート)、7月のトロント(ATP1000/ハードコート)で決勝進出を果たし、シドニーの大会を制している。

 シングルスで世界ランク2位のアンディ・マレー(イギリス)の兄であるジェイミー。昨年はジョン・ピアース(オーストラリア)とのコンビで決勝進出を果たしたが、ピエール ユーグ・エルベール/ニコラ・マウ(ともにフランス)に4-6 4-6で敗れて準優勝に終わっていた。今大会では準決勝でエルベール/マウと対戦し、7-5 4-6 6-3で破っていた。

 ソアレスは2012年と14年の大会ではミックスダブルスを制しているが、男子ダブルスではアレクサンダー・ペヤ(オーストリア)と組んで臨んだ2013年の準優勝がこれまでの最高成績だった。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)