第92回日本学生氷上選手権大会


12月27日(金) 日本製紙アイスアリーナ


○東洋大4―2早大


[ゴール(アシスト)]

22:00 小堀(清水、武部太)

27:29 清水(石田、中村)

56:10 武部虎

58:31 清水


POS

背番号

名前

GK

31

水田(社4=駒大苫小牧)

GK

30

岩田(社3=武修館)

DF

12

福田(社2=日光明峰)

DF

23

武部太(社1=苫小牧工)

FW

11

所(社4=駒大苫小牧)

FW

48

清水(社3=白樺学園)

FW

27

小堀(社2=白樺学園)

DF

29

中村(社4=八戸工大一)

DF

石田(社1=武修館)

FW

14

久米(社2=駒大苫小牧)

FW

16

武部虎(社3=苫小牧工)

FW

20

猪狩(社3=駒大苫小牧)

DF

21

川口(社4=白樺学園)

DF

33

千葉(社3=駒大苫小牧)

FW

37

阿部(社1=駒大苫小牧)

FW

22

石倉(社4=八戸工大一)

FW

38

宮田(社1=白樺学園)

DF

奇(社4=宣徳・韓国)

DF

49

長原(社3=白樺学園)

DF

19

前田(社1=白樺学園)

FW

13

藤原(社1=武修館)

FW

24

石橋(社4=駒大苫小牧)


先制点に全身で喜びを表したFW小堀


FW武部虎の決勝点となったゴール


DF石田をはじめとする守備陣も健闘


 準々決勝を迎えた第92回日本学生氷上選手権大会(以下、インカレ)は早大が相手。直近の試合では敗北した相手だったが、大事なインカレの局面では激しい攻防を繰り広げた末に4-2で辛勝となった。


 前日に引き続き、スタートから気持ちの入ったプレーを展開。すると2ピリ開始2分に待望の瞬間が。リバウンドをFW清水(社3=白樺学園)がすかさず拾うと、早大ディフェンスをかいくぐるように中央へFW小堀(社2=白樺学園)が躍り出る。清水が絶妙なパスを出し、小堀がそのままパックをキーパーの足下を通して先制点とした。その後、攻守が入れ替わりながら互いに1点ずつを加えて最終ピリオドへ突入した。


 東洋らしくフィジカルプレーを貫くものの、反則をとられる場面も多かった今試合。3ピリ序盤も数的不利に苦しまされた。それに加えて、守備が崩されている部分もあった。しかしDF石田(社1=武修館)は「いつも通りだが、しっかり行くところは変えずにアグレッシブに」と、どの場面でも体を使った守りを行っていく。その隙にFW武部虎(社3=苫小牧工)がアタッキングゾーンで早大のパスカットをし、ゴール上方を狙うシュートで決勝点を挙げる。早大の猛攻をかわしつつ、最後までペースを落とさなかった東洋大は、4-2で大一番をものにした。


 インカレでのコンディション、雰囲気がともに良好なまま準々決勝も突破。「1〜3年生がどれだけ4年生のために力を出せるか、一人一人考えて4年生のために優勝したい」と武部虎。引退となる4年生への思い、そして手が届きかけている優勝に向けて残る2戦を戦っていく。



◾️コメント


・鈴木監督

すごく入りもいい緊張感でスタート切って、そこからちょっとゲームプランの守りの部分で崩されたところもあったけど、60分間エネルギーを持って戦えたのでそこが勝因だったと思う。(具体的な守りの部分とは)外スピードある選手、外走られるプレーが結構多いので。ただ、ゴール前はしっかり固めようって話だったので、そこをつられてゴール前フリーにしてそこから2失点したんで、そこをちょっと明日には修正していきたい。(3ピリが特に厳しかった)特に今日はペナルティーが多かったので、そこの部分がペナルティキリングの場面ではキーパー中心によく守ってくれたと思う。(DF石田が守備をリードしてる?)ディフェンスは本当に石田もそうだし、主力DFが中村、川口、福田、武部太、ここの主力DFプラス千葉もいい働きしたし、よくそういう意味では1人少ない状態ではプレーしてくれたんじゃないかと思う。(ゴールシーンは)ゴール前に集めて、混戦作ってという感じで、PPもしっかり点数取れたのでまぁ良かった。(MVPは)武部兄。決勝点になったということで、ゲームベストプレーヤーでした。(次戦に向けて)どこが来てもうちのプレーをどれだけやるかだけだと思うので、そこはもう1回自分たちのプレーを見直して明日に向かっていけたらと思う。


・FW武部虎(社3=苫小牧工)

リーグ戦の最終戦で早稲田に負けていたので、全員気持ちが入っていて試合全体を通して自分たちのプレーをみんなが全うできたというのが結果につながった。(ペナルティが多かったが)リーグ戦も多くてそこで流れが変わってしまう場面が多かったけど、今日の試合は1人少ない場面でもみんなが体を張って守れていたので、流れを渡さずにできたと思う。(ゴールシーンは)いい読みから落ち着いてゴール決めれたので良かった。(狙っていた?)キーパーと近かったので見てなかったけれど、とりあえず上を狙おうと思って打ったら入った。(3年目のインカレは)今年1年のなかで今が一番調子が良いのでもっとできると思う。明日、明後日とビックゲームが続くのでしっかり自分の仕事を果たしたい。(4年生とのプレーもあとわずか)この1年いろんな面で4年生が引っ張ってくれて、1〜3年生がどれだけ4年生のために力を出せるか、何をできるかを一人一人が考えて、4年生のために優勝したい。(明日にむけて)どこが相手でも60分間自分たちのプレーをやる。


・FW小堀(社2=白樺学園)

(試合を振り返って)今日は早稲田という強い相手で自分たちのホッケーを最初から最後までやろうとみんなで話し合ってて、それを実行できたかなと思う。(ゴールシーンは)PPで本当に怜さんもいいパスくれてここだなと思った時に入って。シュートすぐ打ったんで、そんな強いシュートではなかったんですけど入って良かった。(1ピリ後は)コーチの方からも我慢比べということは言われていて、反則もこっちは多くて、きつい時間帯もあったが、それでも我慢してそれでここぞという時に僕もそうだが他の2人も決めてくれたのでそこが良かったかなと思う。(次の試合に向けて)本当にインカレはトーナメント制なので、一戦一戦、明日がないつもりで戦って、一喜一憂って感じでどんどん頑張っていく。頑張ります!!!


・DF石田(社1=武修館)

最初から最後まで東洋のペースでできたのはいいことかなと思う。(チームの雰囲気は)リラックスしていてでもその中でも熱くできたので良かった。(DFの調子は)全体的に見たら良かったが、でもギャップアップだったり、もっと運動量増やしていければいいなと思った。(守りのプランは)いつも通りだが、しっこり行くところは行って変えずにアグレッシブという感じ。(3ピリはペナルティなどが多くて危ない場面が結構あったがどんな意識でプレーしていたか)個人としてはジャッジ偏っていたなかでそういうところは冷静になってチェックの行き方だったとかスティックの使い方っていうのは気にしてやっていた。チームとしては僕らの長所であるのはフィジカルプレーだったので、そこの判断というか駆け引きが難しかったので、そこはみんなで声を掛け合っていたが、ちょっとうまく体現することができなかった感じ。(次戦に向けて)僕らのホッケーをして60分間戦って勝てるように頑張りたい。



TEXT=越塚日南 PHOTO=岡村珠里、伊藤なぎさ、𠮷留奈津