56年ぶりとなる東京五輪まであと211日に迫ってきた。卓球のシングルス代表枠は男女それぞれたったの2名。今回はこの一枠を確実にした丹羽孝希の魅力を紹介する。
丹羽孝希(にわ・こうき)
丹羽は1994年10月10日生まれの25歳。
戦型は左シェークドライブ型で、現在のTリーグ所属チームは木下マイスターズ。
世界ランキングは12位(12月26日時点)。好きなアイドルは乃木坂46だ。
国内の人気も高い丹羽だが、世界からも彼の独特なプレースタイルに魅了されるファンも多い。
巧妙なカット技や、強烈な回転をかけるドライブを織り交ぜるスタイルで、対戦相手も見ている人もどんな球が繰り出されるのか予測不能。丹羽が「孤高の天才」と言われるゆえんだ。
彼の卓球は他の選手と何が違うのか?スポブルの卓球通、筆者・ま~しーなりにまとめてみた。
■丹羽孝希が世界的に人気なその理由「観客も解説者も大声で唸らせるド派手なスーパープレー」
丹羽は試合中に様々なド派手なプレーをすることで有名。彼が実際に行ったド派手プレーは以下の通り。
- 相手のスマッシュが取れないとわかると卓球台の下に身を隠す
- 走りながら一回転をし後ろを向きながら相手のボールを見ないでブロック
- 左手で持っているラケットを右手に持ち替えて相手のボールを返す
- ラケットを持っていない右手でボールを返す(得点にはならない)
実際に丹羽が中国の選手を相手に”左手で持っているラケットを右手に持ち替えてボールを返した”シーンがこちら。
上記のプレーが起こると観客もどよめき、解説者も大声で叫んでいるというカオスな会場になることが多々ある。
このような孤高の天才・丹羽にしか出来ないようなスーパープレーを東京五輪でも必ず見せてくれるはず。
リオデジャネイロ五輪ではベスト8だったが、東京五輪ではド派手、そして華麗なる予測不可能なプレーでぜひメダルを勝ち取って欲しい。
また2020年1月、オリンピックイヤー第1回目の「CRAZY ATHLETES」では、丹羽選手にスポーツブル独占インタビューを敢行。第1話公開は1月10日(金)。
ぜひご覧ください。
created by ま~しー