今季6勝目を目指すレンジャーズのダルビッシュ有投手は9日(日本時間10日)、敵地でのエンゼルス戦に先発し、6回2/3を投げて3安打9奪三振1四球1失点(自責1)。7回途中に同点に追いつかれた場面で降板したため、勝敗はつかない。■1点リードの…
今季6勝目を目指すレンジャーズのダルビッシュ有投手は9日(日本時間10日)、敵地でのエンゼルス戦に先発し、6回2/3を投げて3安打9奪三振1四球1失点(自責1)。7回途中に同点に追いつかれた場面で降板したため、勝敗はつかない。
■1点リードの7回2死から同点に追いつかれて降板
今季6勝目を目指すレンジャーズのダルビッシュ有投手は9日(日本時間10日)、敵地でのエンゼルス戦に先発し、6回2/3を投げて3安打9奪三振1四球1失点(自責1)。7回途中に同点に追いつかれた場面で降板したため、勝敗はつかない。
初回は先頭エスコバルを四球で歩かせ、いきなり走者を背負う展開となったが、次打者カルフーンを二ゴロに仕留めると、3番トラウトを見逃し三振、4番プホルスを空振り三振に斬り、難を逃れた。
最速97マイル(約156キロ)の速球とキレのあるスライダーを武器に、順調にアウトを積み重ねた。2回と3回は連続で3者凡退。4回先頭のカルフーンにセンター前にヒットを許すまで、無安打投球を続けた。1死を奪った後、プホルスの打席中に自らの暴投で走者を二塁へ進めるが、そのプホルスを空振り三振とすると、続くクロンも三ゴロに打ち取り、無失点とした。
続く5回も先頭に左前打を許したが、後続をしっかり打ち取ることに成功。6回は2死から3番トラウトを、この日最速97マイル(約156キロ)の速球で2度目の見逃し三振に仕留めるなど、3者凡退とした。
0-0の均衡を保っていた試合だが、7回にレンジャーズ打線が動いた。先頭モアランドが左翼二塁打を放つと、1死からアンドラスがレフトへ先制適時打。虎の子の1点を奪った。
7回のマウンドに戻ったダルビッシュは、1死からクロンに死球を当てた後、2死一塁から盗塁を許し、同点の走者を得点圏に進める。ここで迎えたシモンズに右中間への三塁打を許し、同点に追いつかれてしまった。好投を続けていたが、逆転の走者を残したまま95球(61ストライク)で降板した。
マウンドを継いだブッシュが後続を打ち取って、逆転はまぬかれた。